こんにちは、しんごです。
日常の中で、何かの役に立つかもしれないと思った、自分なりのヒントを毎日短い文章で書いています。
企業のイメージ
企業にはそれぞれ設立した時の思いや、今取り組んでいる事への信念といったものがあると思います。
そういうものがなければ、集まって組織を作って、何かに取り組んだりしないと思うので、必ずあるのでしょう。
しかし、組織も時間が経ってくると、段々と構成する人たちも変わってきて、そうした事が薄れてくることがあります。
例えば、創業者がいなくなって、雇われのトップが来てしまった企業などが良い例だと思います。
こうした人たちは、途中から外から来ているので、残念ながら創業者が持っていたような情熱といったものは、そこまで持っていません。
こうなると、なんとなくその企業組織が持っていたアイデンティティーが、ぐらんぐらん揺らいでくるタイミングがあったりします。
こうした時に、どういったところに気を付けたほうが良いでしょうか。
ストーリーを確立する
企業のトップか、トップに近い人たちは、自分たちの組織のストーリーを確立する必要があると思っています。
ストーリーというのは、例えば、「何をしたくて」、「どうやって」、「何を提供するのか」といったような、質問に答えられるものになります。
そんなものは当たり前に持っているだろうと思う人もいるかもしれませんが、意外に聞いてみると、そもそもそんなものはなかったり、ぼんやりした回答がくる場合が多いものです。
ストーリーをつくることは、トップに近い人たちの仕事ですが、もし、そこに期待ができない場合は、せめて現場の人間だけでも、そうしたストーリーを語れるようにしておくほうが良いと思っています。
ストーリーは共感を呼ぶ
ストーリーは、人の共感を呼びます。
共感を得られれば、ファンも増えますし、社員のモチベーションも上がり、定着率も上がるでしょう。
しかし、一たびこれが失われると、「一体何のための、何の時間なんだ」という状態になり、顧客も、社員も、静かに離れていくことになります。
そうならないためにも、企業のストーリーを定期的に見直して、きちんと伝えられるようにしていきたいと思います。
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