人生のヒント

人生や仕事をする上で役に立つヒントを書いています。外資系IT企業で働くビジネスマンとして、仕事の中で学んできた知識を共有していきたいと思っています。

精神論には数字で対抗する

こんにちは、しんごです。
日常の中で、何かの役に立つかもしれないと思った、自分なりのヒントを毎日短い文章で書いています。

精神論

ビジネスでの決定の中には、コストやリスクが発生する大事なものがあります。
 
こうした決定は、関係者が集まってしっかり議論をしてから決める必要があります。
 
議論を深めるためには、必要な情報を集めて、検討するべきポイントを絞るのが大事です。
 
しかし、こうした議論の中で、時々独自の精神論を展開してくる人というのがいます。
 
例えば、「ここは先方の上層部に印象づけるために」などと言ったり、「三段階あるのなら、真ん中は中途半端だからダメだ」など、言いたいことはなんとなく分かるのですが、「そういう判断基準で良いのでしたっけ?」という事を力説されます。
 

特に偉い人や、細かいことを普段扱っていないシニアな人にこういった傾向が強く現れます。

 

立場が強めな人が発言すると、それなりに影響があるので、たとえ何の根拠もなくても皆が納得してしまいそうになります。

 

某有名人が言うところの、「それってあなたの感想ですよね??」的な発言のはずなのに、皆何も言えない状況になると、議論は空中分解します。

 

このようなことにならないために、なにかできることはないでしょうか。

数字で対抗する

こうした精神論で話しそうな人がいる場合は、キッチリと数字で対抗できるように、事前に準備しておきます。
 
根拠となる数字を理由に説明されれば、相当おかしな人でない限り、納得のいく説明になるはずです。
 
「〇〇人規模という条件であれば、過去の実績から〇〇〇円の売り上げが予測できます」など、数字で説明することで、だれでも共通の認識を得ることができるようになります。
 
普通の人であれば、こうして話している人に対して、「頑張りたいから」などと言う理由で対抗しようした自分が、どれだけ幼稚な話をしているか分かると思います。

効果を数字で聞く

このように数字で説明しても、精神論で絡んでくる人には、数字で聞き返してみるのも良いです。
 
例えば、「これをやることで、先方の偉い人に認知が広がる」と言われたら、「それで売り上げはいくらになりそうか教えてください」と聞く感じです。

こういう聞き方は、かなりの勢いで角が立つので、できれば最後の手段にしたいものです。
 
これからも、精神論で話してきそうな人がいたら、前もって数字を用意しておいて、論理的に説明していきたいと思います。

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