こんにちは、しんごです。
人生に役立つヒントを毎日短い文章で書いています。
不利な時の条件設定
仕事などでお互いの理解を確認するために、条件を共有する場面というのがあると思います。
その場合は、「〇〇の場合は、〇〇までやる」など、いくつかのパターンなどが共有されます。
このように文章で共有してしまうと、お互いの文章の受け取り方で、ある程度理解の幅ができてしまい、なんとなく曖昧な部分が残ってしまうことがあります。
従って、もっと条件を細かく箇条書きにして、○、バツを付けていくなど、それぞれできっちり定義する方向になります。
こうしたやり方は、一見間違いが少なくなって良いようにも見えます。
しかし、自分たちにとって少し不利な条件だった場合は、できなくなることが多くなってしまうため、あまり良くありません。
こうした場合、なにか改善する方法はないでしょうか。
わざとぼやかす
条件は、文章にしてなるべく抽象化しておき、人によっては、複数の解釈ができるようにしておきます。
先程の例の「〇〇の場合」の部分を、あまり細かく定義しないことで、こちらに不利な状況になった時に、解釈を有利な方向へ寄せていくことができるようになります。
わざと内容をぼやかす形になり、何事もキッチリやりたい人にとっては、抵抗があるかもしれません。
しかし、車のハンドルにある「遊び」のように、解釈する範囲に遊びがあると、後々微妙な状況になった時に、こちらに有利に運ぶことがあると思います。
例外はある
どんなに条件を吟味していても、条件に合致しない例外的な状況というのは発生するものです。
あらゆる条件を最初から想定することはできないので、そうした場合に、こうした曖昧な部分というのが役に立つ時がきます。
後で例外的な状況になった時に、「こんなはずじゃなかった」とならないようにしたいものです。
これからも、自分たちが不利な状況で条件を設定する時は、わざとぼやかして、曖昧な部分を残しておきたいと思います。
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