人生のヒント

人生や仕事をする上で役に立つヒントを書いています。外資系IT企業で働くビジネスマンとして、仕事の中で学んできた知識を共有していきたいと思っています。

上司の立場になって仕事をする

こんにちは、しんごです。
人生に役立つヒントを毎日短い文章で書いています。

仕事での立場とアウトプット

仕事では、自分の立場や役割があり、それに見合ったアウトプットが要求されます。

 

チームで働いている場合は、自分がレポートする直属の上司という人がいます。様々なアウトプットは、その上司やその他の利害関係者向けに行うのが普通です。

 

それらはあくまで自分の立場からの視点で作られることが多く、上司は受け取ったレポートを加工などして、そのまた上司にレポートしていく流れとなります。

 

この状態でも全く問題はありませんが、自分の上司が、自分のアウトプットをベースに、またその上司に報告するために加工する作業を行っているとしたら、なんだかとても無駄な作業のように思います。

 

これは、レポートの視点を変えたり、上司が使っているフォーマットなどがあるために発生する作業です。

 

こういった無駄を省くにはどうしたらよいでしょうか。

上司の立場になってアウトプットをつくる

アウトプットを作る際は、上司の立場になって考えて、作るようにします。

 

もし、自分が上司の立場で、その上司に報告するとすれば、どういった情報が必要だろうということに思いを巡らせてレポートやアウトプットを行うようにします。

 

これは、自分の評価に関わる数値に加えて、追加で上司が報告しなければならない部分についても追加しておくなど、少し工夫することによって可能になります。

 

例えば、上司が使っているフォーマットや文言に合わせたり、ポイントとなるコメントを入れておくことで、上司がそれを使って軽く説明できるようにしておいたりと、様々なことができます。

 

こうすることで、上司はわざわざ自分で加工する手間が省けて、結果として、業務のサポートやその他の判断などに時間を使うことができるようになり、組織全体としてもメリットが大きくなります。

立場を想像することが大事

たとえ完全に上司の立場や必要な情報が理解できていなくても問題ありません。

 

上司の立場であれば、どのような情報をどういった形でだしていけばよいか考えるだけでも大きなメリットがあります。

 

それは、いつかその立場に自分がなったときに、非常に役に立ちます。

 

上司に限らず、他の担当や、取引先のご担当など、他の人の立場を想像して、必要と思われる情報を盛り込んだり、言い方を工夫したりすることは大事です。

 

これからも、独りよがりにならず、相手に寄り添ったかたちでアウトプットができると良いと思います。

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相手の会話スタイルを見極めて話し方を変える

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会話のスタイル

会話をする際には、どんな人でも自分のスタイルというものがあります。それは、性格や思考の方向性によって変わります。

 

例えば、「結論を急ぐスタイル」であったり、「確証を重要視するスタイル」など、様々なものがあります。

 

それらは、常に一定ではないですが、しばらく会話していると、パターンが見えてくるものです。

 

会話のスタイルは、自分にも相手にもあるものなので、お互いか、どちらか一方がスタイルをあわせる必要があります。

 

そうしないと、ある程度理解はされますが、どこか抜けていたりして、きちんと伝わらなくなります。

 

会話のスタイルを考えるにはどうしたらよいでしょうか。

相手のスタイルのポイントを掴む

会話する相手の理解が進みやすいように、相手が会話の中でこだわっているポイントを探すようにします。

 

例えば、やたらと事実を確認したり、データを気にしてくる人というのは、「正確性」を重視しているというのが分かります。

 

その場合は、何かを理解してもらうために、しっかりとして裏付けのあるデータを用意すると、相手も理解しやすくなります。

 

また、会話をする時にやたらと締め切りを気にしたり、成果物の意識合わせをしたがる人であれば、「達成・結果」を重視しているというのが分かります。

 

その場合は、きちんとしたゴールまでのタイムラインや、成果物の期待値調整に重点を置くと、相手も理解しやすくなります。

相手の興味や思考に寄り添って会話する

相手の趣味や思考のポイントに合わせて会話をすることで、意思疎通の効果を高めることができます。

 

逆に相手のスタイルに合わない会話は、相手に興味を失わせ、浅い理解しか得られないかたちになります。

 

会話スタイルのポイントは、相手の発言や行動、質問の中にヒントが隠されています。

 

いくつかの質問に対する相手の反応や、相手が説明しているトピックごとの時間などをみていると、なんとなく見えてくるものです。

 

誰でも自分の会話スタイルというのを持っています。お互いにポイントをあわせた会話ができれば、意思の疎通はとてもスムーズになります。

 

相手が欲しい情報を予め用意できますし、お互いが相手のポイントを知っていると、打ち合わせの時間がとんでもなく短くなります。

 

これから誰かと会話をする際は、相手のスタイルの理解に努めてみましょう。うまくポイントを掴めれば、次回からの会話がスムーズにできるようになると思います。

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相手をガイドして気付いてもらう

こんにちは、しんごです。
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相手に何かを教えるということ

話している相手に対して、何か理解してほしい事がある場合、普通はそのことについて説明するなどして教えることになると思います。

 

しかし、一方的にこちらから理解してほしいことを説明したとしても、頭では理解できるかもしれませんが、実践でその教えた知識を使用したり、応用したりするのは難しいものです。

 

自分に経験があって、相手にないものというのは大変伝えづらく、たとえ伝わったとしても、相手はその状況になって自分で考えるまで、そのことを理解することはできません。

 

できれば、実際に失敗する前に、実践できるようになっていてほしいですが、それは難しいことです。

 

結局は具体的にこちらから指示するかたちを取るのが一番安全ですが、そうすると、その相手はいつまで経っても自ら考えたり、解決したりする力がつかなくなってしまいます。

 

このように具体的な指示をせずに、相手に理解してもらうにはどうしたらよいでしょうか。

相手の思考をガイドして気付いてもらう

指示のかたちをとらないで、相手に主体的に動いてもらうには、その行動に至る思考をこちらでガイドして、相手に自ら気付いてもらうようにします。

 

具体的には、相手の気付いていない点に焦点が合うような質問をしていき、相手に考えてもらうようにします。

 

例えば、今取り組んでいるプロジェクトで、優先順位を明確にしたほうが良い場合、「優先順位をつけなさい」とアドバイスをするのではなく、次のような質問をします。

 

「もしも明日、急にこのプロジェクトを一ヶ月早く終了しなければならなくなったとしたら、最初に着手すると思われる2つの項目は何ですか?」

 

このように質問することで、相手は時間がなくなった時のことを想像しながら、具体的な優先順位について深く考えるようになります。

 

実体験ではないですが、想像することで少し現実感がでて、加えて自分で考えることによって、自分が考え出したというモチベーションも上がります。そして、結果的に足りなかったためにアドバイスしたかった優先順位を決めてくれるようになります。

気づきによって自ら動けるようになる

他人からの指示よりも自ら気付いていくほうが、モチベーションも上がりますし、何より納得して行動できるようになります。

 

相手に気づいてほしいところを直接アドバイスすることも大事ですが、相手に考えてもらうことで、次回から同様の思考を行うクセがつき、応用力が上がります。

 

うまく質問を考える必要はありますが、相手が成長することを考えると非常に効果の高い方法です。

 

効果的な質問をすることで、相手に気付いてもらい、成長と行動を両立できるようになると良いと思います。

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お金を稼ぐことは良いことだと考える

こんにちは、しんごです。
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お金を稼ぐということ

「金を稼ぐ」と聞くと、なんだかあまり良いことをしているような印象を受けない人がいるかもしれません。

 

「年商何億円」というのが、企業のことであれば、「そんなこともあるか」くらいだと思いますが、これが個人だと、少し印象が変わってきます。

 

個人で何億円も稼いでいると聞くと、プロスポーツのスター選手や、個人事業やYoutuberで有名な人など、思いつく職種がありますが、普通に企業で働いているサラリーマンからすると、想像を超えてくる額です。

 

個人であんなに稼いでいるのは、何か怪しいことをしているのではないか、などと何の確証もないのに考えてしまうことがあります。

 

こうした考えについてどう向き合えば良いでしょうか。

稼いでいるのは人を助けているということ

お金を稼いでいる人というのは、それだけ人に貢献できているということです。

 

中には、ちょっとグレーなかたちで稼いでいる人もいるかもしれませんが、大抵の方々は、きちんと価値を提供しているため、それだけの額を稼げているのです。

 

例えば、有名アーティストの大規模なライブイベントなどでは、たくさんの観客に対して、パフォーマンスを披露しています。それは、そのイベントによって、元気や勇気をもらった観客がたくさんいるということです。

 

これは、それだけ多くの観客に貢献したということなので、そこで稼いでいる額も大きくなります。

 

このように、稼いでいるということは、それだけの価値を誰かに提供して貢献しているということだと考えると、とても良いことであるという印象に変わってくると思います。

稼いでたくさん人を救う

たくさん稼げるということは、それだけ人々に貢献しているということで、すばらしいことです。多くの人に貢献できたり、多くの人にとって価値の高いものを生み出せれば、それにお金はついてきます。

 

たくさんの利益を出している企業も、雇用を生み出したり、ユーザーの生活を豊かにしているという面で、貢献しています。

 

稼げているということは、それだけ貢献できているということですから、誇っても良いことだと思います。

 

稼ぐことを悪い事のように考えてしまうと、お金からも遠ざかってしまいますし、貢献しようという力も薄れてしまいます。

 

なるべくこうしたネガティブな印象をもたないようにして、たくさん稼いで多くの人に貢献できるようになると良いと思います。

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どちらでも良いより、どちらも良いと言う

こんにちは、しんごです。
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こだわりのないこと

人に選択肢を聞かれて、どちらか答える必要がある状況というのは、日常でよくあることです。

 

例えば、「昼に中華とイタリアンのどちらを食べたいか」や、「黒い服と白い服のどちらが良いか」など、どちらか一方を選んで答えるものです。

 

その選択肢に何か興味があったり、こだわりや、自分なりの考えがあれば、適切だと思われる選択肢と、その理由を話すことができます。

 

しかし、そこまでなんでもかんでも興味やこだわりがあるわけではないため、どうしてもどちらの選択肢でも良いという考えに至る場合があります。

 

そうした時は、通常だと「どちらでも良い」という回答をしていることが多いのではないでしょうか。

 

しかし、この回答だと、選択肢の意見を聞いている相手としては、なんだか冷たくされたように感じたり、興味がなさそうに聞こえるため、最悪聞かなければ良かったと思われてしまうことがあります。

 

こうした場合どう答えれば良いでしょうか。

どちらも良いと答える

選択肢を聞かれて、自分に明確な好みがない場合は、「どちらでも良い」ではなく、「どちらも良い」というニュアンスで答えます。

 

こうすることで、相手はとくに冷たい印象を受けることもなく、一応どちらも良いという回答を得たということで、会話を終了することができます。

 

理由を聞かれたら、特に判断する基準がないので、どちらも良いと思うというかたちで回答するようにします。

 

これは、正直な感想ですし、何も嘘は言っていないため、相手に悪い印象を与えることはありません。

 

「どちらも良い」と答えた後に、追加で何度も聞かれるとつらいですが、数回であればこの方法で対応できます。

 

もし、複数回選択肢を聞かれたら、逆に相手がどう思っているかを質問するようにすることで、ある程度回避できます。

ポジティブな受け答えをする

「どちらでも良い」という回答は、なんとなくネガティブな印象が残りますが、「どちらも良い」というと、少しポジティブな雰囲気を残すことができます。

 

しかし、この方法は、あまり乱用しないように注意が必要です。

 

なぜなら、何度もこのような回答をしていると、相手が適当にあしらわれているような気になってしまう可能性があるためです。

 

適度な頻度で明るくほがらかに使うことで、相手の印象を悪くせずに、無理な選択を回避することができるので、おすすめな方法です。

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特出した才能がなくても複数の組み合わせでオンリーワンになる

こんにちは、しんごです。
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特出した才能がない人

特出した才能がある人というのは、一定数いるものです。そういった人が努力を重ねると、有名なプロになったり、日本一や世界一になったりして、立派な業績を残すことができます。

 

こうした特出した才能があれば良いですが、皆が全員こうした才能をもっているわけではありません。

 

しかし、「世界一レベル」くらい特出した才能でなければ、誰でも何らかの才能は持っているはずです。

 

こうした、皆がそれぞれ持っている才能を活かすには、どうしたらよういでしょうか。

複数の才能を組み合わせて新たな強みをつくる

持っている才能がそこまですごくなくても、それらを複数組み合わせることで、大きな強みにできます。

 

例えば、「説明する才能」があって、「英語が得意」で「日本映画に詳しい」というのであれば、それらを組み合わせて、海外向けに日本映画について語るレビュー記事を書いたり、動画を作成したりできます。

 

それぞれの才能や得意なことはそれほどではなくても、組合わえることで、新しい強みを生み出すことができるようになります。

 

才能は、需要がないとあまり評価されなかったり、強みにならない場合があります。例えば誰も聞いたことがないスポーツが得意であっても、それを観たいと思う観客がいなければ、あまり魅力がないということになります。

 

こうした需要があまり無い才能を持っていたとしても、他の得意なことと組み合わせることで、ユニークな才能に進化させることもできます。

 

例えばバランス力が重要なマイナースポーツの才能があった場合、人に教える才能や、ビジネスの知識などがあれば、体幹を整えるジムをはじめてもよいかもしれません。

 

こうした組み合わせをうまく考えつつ、需要を満たせるようなものを考えると、いくつも思いつくと思います。

才能は自分で生み出せる

私達は、今ここに存在してるだけで、非常にユニークです。そして、その人だけが持っている才能が必ずあります。

 

それらは、組み合わせることで新たな価値を生み出し、需要に合わせることで、多くの人に貢献できるようになります。

 

より多くのものを組み合わせたり、異色の組み合わせを考えることで、他者にはないオンリーワンの才能をつくることもできます。

 

才能は、それに気づかなければ、伸ばす努力もできません。自分には才能がないからと、あきらめないで、一度じっくり組み合わせを考えて、試してみると良いと思います。

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相手の話はメモを取る

こんにちは、しんごです。
人生に役立つヒントを毎日短い文章で書いています。

話を聞く姿勢

誰かに話をしている時に、その人がどれくらい自分の話を理解しているかというのは、気になるところです。

 

せっかく一生懸命説明しているのですから、相手のためになったり、有益な情報を持ち帰って欲しいと思います。

 

こちらが話している時に、相手が自分の目をみながら、頷いたり、質問したりしてくれば、それはきちんと聞いているサインであると言えます。

 

逆に窓の外を見ていたり、パソコンを覗き込んだりしていれば、それは全く上の空で、何も聞いていないように見えます。

 

もしかしたら、空を見ながら激しい集中力で一言一句逃さなように聞いている可能性もゼロではありませんが、見ている方からすると、全く集中しておらず、自分の話を聞いていないように見えます。

 

そうなると、話しているこちらも馬鹿らしくなってきますし、あまり有益な情報を提供しようという気も失せます。

相手の話はメモを取りながら聞く

相手が自分に何かを説明してくれている時は、その内容を聞きながらメモを取るようにします。

 

少し想像してみると分かりますが、自分が話している相手が、真剣な面持ちでメモを取っていたら、きちんと話を聞いているように見えるものです。加えて、自分が話している内容が相手にとって大事なことなのだと思うものです。

 

こうすることで、話し手の承認欲求を満たすことができますし、もちろん後で忘れないように記録を取っておけるというメリットもあります。

 

また、話のスピードが速すぎると、メモを取れないので、聞き漏らしがないように、相手の話のペースを落としてもらう口実にもなります。

 

これは、リモート会議などでも同様です。カメラをオンにして、メモを取っている姿をみせるようにします。また、会議の録音を申し出ても良いでしょう。録音をして後で聞き返したいほど大事な話だと思っていることを相手に伝えることができます。

話の聞き方に気を使うようにする

相手の話をメモに取ることで、その話が自分にとって大事なことであるということを相手に伝えることが出来ます。

 

オフィスの席などで話しかけると、よくPCを見ながら話を聞く人もいますが、できれば、話している相手の方に身体を向けて、きちんと聞く姿勢を見せたほうが丁寧です。

 

たとえメモを取っていたとしても、身体を向けていないと、なんとなく会話に参加している感が薄くなるためです。

 

どんな話題であってお、相手が時間をとって自分に話をしてくれるということは、ありがたいことです。きちんと聞く姿勢を見せて、相手も気分良く話してくれるようになると良いと思います。

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