こんにちは、しんごです。
人生に役立つヒントを毎日短い文章で書いています。
会話のスタイル
会話をする際には、どんな人でも自分のスタイルというものがあります。それは、性格や思考の方向性によって変わります。
例えば、「結論を急ぐスタイル」であったり、「確証を重要視するスタイル」など、様々なものがあります。
それらは、常に一定ではないですが、しばらく会話していると、パターンが見えてくるものです。
会話のスタイルは、自分にも相手にもあるものなので、お互いか、どちらか一方がスタイルをあわせる必要があります。
そうしないと、ある程度理解はされますが、どこか抜けていたりして、きちんと伝わらなくなります。
会話のスタイルを考えるにはどうしたらよいでしょうか。
相手のスタイルのポイントを掴む
会話する相手の理解が進みやすいように、相手が会話の中でこだわっているポイントを探すようにします。
例えば、やたらと事実を確認したり、データを気にしてくる人というのは、「正確性」を重視しているというのが分かります。
その場合は、何かを理解してもらうために、しっかりとして裏付けのあるデータを用意すると、相手も理解しやすくなります。
また、会話をする時にやたらと締め切りを気にしたり、成果物の意識合わせをしたがる人であれば、「達成・結果」を重視しているというのが分かります。
その場合は、きちんとしたゴールまでのタイムラインや、成果物の期待値調整に重点を置くと、相手も理解しやすくなります。
相手の興味や思考に寄り添って会話する
相手の趣味や思考のポイントに合わせて会話をすることで、意思疎通の効果を高めることができます。
逆に相手のスタイルに合わない会話は、相手に興味を失わせ、浅い理解しか得られないかたちになります。
会話スタイルのポイントは、相手の発言や行動、質問の中にヒントが隠されています。
いくつかの質問に対する相手の反応や、相手が説明しているトピックごとの時間などをみていると、なんとなく見えてくるものです。
誰でも自分の会話スタイルというのを持っています。お互いにポイントをあわせた会話ができれば、意思の疎通はとてもスムーズになります。
相手が欲しい情報を予め用意できますし、お互いが相手のポイントを知っていると、打ち合わせの時間がとんでもなく短くなります。
これから誰かと会話をする際は、相手のスタイルの理解に努めてみましょう。うまくポイントを掴めれば、次回からの会話がスムーズにできるようになると思います。