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運だけの問題
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何か実現してい事があって、それがハードルの高い要求であった場合、それを通すために、相手と交渉することがあると思います。
例えば、仕事で追加の予算を確保したかったり、一度断られたことをもう一度検討して欲しいとお願いしたりなどは、それなりにハードルが高いと思います。
ハードルが高いので、普通に頼んでもなかなか要求が通りません。
色々と理由を考えますが、相手にとっては特に積極的に検討する理由もないので、あまり話を聞いてもらえないことが多いです。
こうした交渉ですが、それをする前に、少しやっておいた方が良いことがあると思っています。
交渉する前に、交渉するための材料を作るようにします。
交渉する材料とは、相手がとても助かると思うことや、相手が持ってるゴールを達成するためにとても大事なことなどです。
例えば、相手がとても困っている課題があって、それを解決するために手助けしたり、相手が知りたがっていた情報を提供するなどです。
この他にも相手にメリットがあると思えるものであれば、それこそ何でも良いです。
こうした交渉材料は、交渉する時に振りかざすのではなく、交渉する前にそれを相手に提供しておきます。
交渉材料となるものを相手に提供するのは、交渉する直前が最も有効です。
相手は、交渉される前に自分にとって有益なことを相手が提供していることがあると、やはり心情的に聞いてあげたい気分になりますし、多少判断に考慮をいれてくれるようになります。
こうした交渉材料は、相手と交渉する前に、先に提供しておくというのが重要なポイントです。
相手を説得するための情報や理由をいくら並べても、なかなか相手が納得してくれない場合、こうした交渉材料を持っておく方が有利に進めることができると思っています。
これからも、相手と交渉する際は、何よりも先に交渉材料を相手に提供しておきたいと思います。
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他人に依頼した仕事が、なかなか進まない時というのがあると思います。
結構前にいらしたはずなのに、うんともすんとも結果が出てきません。
たまに思い出してもらうためにメールなどで連絡をしますが、ちょろっと返信は来るものの、最終的な成果物が出るわけでもなく、ズルズルと時間ばかりが過ぎていきます。
依頼の仕方を変えてみたり、もっと依頼部分を少なくしたりなど、色々と工夫はするものの、まるで進展しません。
こうした時に、今あげた行動以外で改善できるようなヒントはないでしょうか。
依頼したものがなかなか進まない時は、こちらで想像している成果物に近いものをある程度作ってしまうようにします。
例えば、契約書の修正を依頼していてそれがなかなかできてこない時は、似たような契約書の内容を少しだけ変えて貼り付けるかたちでイメージを伝えるようにします。
スライドの作成を依頼しているのであれば、そこに入れて欲しい絵をなんとなく雰囲気だけ伝わる形で手書きでも良いので書いてしまいます。
このようにイメージしてるものをある程度作って渡すことで、こちらがその仕事を進めたいと思っていることや、相手の仕事が進みやすいようになイメージの共有、そして全体として少しだけその仕事が進むというような複数の効果があります。
この行動を取るにあたって一つ大事なこととしては、決して完璧なものを作ろうとしないことです。
あくまで作業を完成させるのは依頼した相手であってこちら側は仕事を進めるために少しでも手助けをするようなイメージです。
こうすることによって、依頼した相手にも失礼にはなりませんし、協力して進めようとしている形も出てくるので、印象はどちらかというと良くなるはずです。
これからも依頼した仕事がなかなか進まない時は、自分でもある程度作ってみて相手と共有していきたいと思います。
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