人生のヒント

人生や仕事をする上で役に立つヒントを書いています。外資系IT企業で働くビジネスマンとして、仕事の中で学んできた知識を共有していきたいと思っています。

理想と現実にギャップがある時に思い出したいこと

こんにちは、しんごです。
日常の中で、何かの役に立つかもしれないと思った、自分なりのヒントを毎日短い文章で書いています。

理想とのギャップ

仕事や日常生活の中で、自分が取り組んでいる事が、理想よりも少し低い状態になっている事があると思います。
 
例えば、本当は8割くらいの見栄えを求めているのに、どう見ても6割くらいの状態の時です。
 
あるいは、「本当はこれが欲しかったのに」というポイントだけが欠落していて、他はまあまあ大丈夫という状態です。
 
こうした時は、正直かなり気持ち悪いですし、できればもう少し時間や労力をかけたりして、修正したいと思うところです。
 
このように、理想と現実にギャップがある時に、思い出したい事があります。

進めることに重きを置く

理想と現実にギャップがある時は、
 
「進めることに重きを置く」
 
ということを思い出します。
 
具体的には、元の理想や計画、かたちにこだわりだしたら、一旦それを忘れて、どうしたら前に進むかを考えるようにします。
 
例えば、先ほどの例で言うと、どう見ても6割くらいしかできていないので、何とかしたいなと思った時に、
 
「それをやる事で、ゴールに進めることができるか?」
 
という観点で考え直すようにします。
 
ここでのゴールは、「完成」です。
 
従って、6割の出来栄えで、誰が見ても未完成に見えるのであれば、もう少し作業した方が良いでしょう。
 
しかし、それ以上作業しなくても知らない人が見たら完成しているように見えるのであれば、それでオーケーとなります。
 
この時点で、若干気持ち悪さは残るかもしれませんが、とにかく進めることに気持ちを集中させることで回避するようにします。

後で忘れる

ポイントは、
 
判断の基準を「理想」から「ゴール」に切り替える事です。
 
基準がゴールに変われば、前に進んでいるかを確認するだけとなります。
 
「そんな気持ち悪い状態で進められない」
 
という気持ちも分かります。
 
しかし、そのまま進めて、ゴールに到達してしばらくたった時点で、その気持ち悪さを再び感じる可能性は、経験上とても少ないです。
 
要するに、結局欲しいゴールに到達した後では、忘れてしまうということです。
 
後から考えたら「そんなことありましたっけ?」となるようなことに、それほど時間をかけるのはもったいないです。
 
今後もし、こうした場面に遭遇したら、一度ゴールに視点を向けて考え直すことをお勧めします。

 

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