ダメな上層部
仕事でいくら努力していても、上層部の判断がおかしくて、うまく進まなくなってしまったり、現場や顧客の障害になってしまったりすることがあると思います。
そんなことがあるのかと思うかもしれませんが、ニュースになるようなとんでもない不祥事や、急な倒産などを見れば納得できると思います。
上層部が、何をどうしたらそんな判断になるのかというようなヘボい判断をしてくると、現場としては悲しくなるとともに、やる気もゼロになるものです。
こうした状況になると、まず優秀な人たちから静かに去っていくので、現場は、ヘボい経営判断に加えて能力のある人たちまで失い、どんどん疲弊していきます。
当然物事もうまくいかなくなってくるので、現場は上層部の問題だと思うようになります。
こうなってくると、だいたい全部上層部が悪いので、自分がいくら努力したとしても、もうどうにもならないと思ってしまい、そこで思考が停止します。
その後は、ずっと上層部を恨み続けて我慢して残るか、さっさと辞めるかのどちらかになるでしょう。
自分ができることを探し続ける
私としては、上層部の判断で思わぬ方向にいったとしても、自分が今できることを探し続けるほうが良いと思っています。
上層部の責任にしたくなる気持ちも分かりますが、それはもとを辿れば、自分達が報告している情報から判断されたものです。
そうなると、上層部だけの責任というより、その一部は自分の責任でもあります。
上層部からの理不尽な要求もあるかもしれませんが、程よくいなして、現場がうまくまわるように立ち回ることが大事です。
これは大真面目に指示通りにやってしまうと、問題が悪化したり、お客様に迷惑がかかってしまうためです。
できるだけ思考を止めずに行動することが、最後の砦となるでしょう
自分ごととして捉える
自分からできることを探して行動するということは、自分ごとして捉えるということです。
どんな状況でも、自分のことだと思って行動することで、活路が開けることがあると思っています。
言い換えれば、人のせいにしている限りは、活路は開けないという事です。
もし、本当にできることが何も思いつかなくなった場合は、もうその組織にいる意味はないので、さっさと辞めたほうが良いです。
組織では、本当に理不尽なことが色々と起こりますが、自分の行動と意思だけは、自分でコントロールできます。
現場でぶん回して、逆に上層部を驚かせるような行動をとれるくらいになれると良いと思います。
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