アドバイス
仕事や日常生活の中で、他人から色々とアドバイスをもらうことがあると思います。
それは、同僚からかもしれませんし、家族や恩師からかもしれません。
アドバイスをいただくのは大変ありがたいですが、中にはあまり重要ではないなと考えてしまうものもあります。
特に自分が詳しい分野や、自分なりの考えがあるポイントについて、アドバイスされても、あまり素直に受け入れられないように思います。
しかし、どんなアドバイスでも、一旦素直に聞いておいた方が、良い結果を得られる可能性が上がるという面もあります。
自分が他人のアドバイスを素直に聞いているかどうか確認するために、何か良いヒントはないでしょうか。
アドバイスに対する反応
アドバイスをきちんと受け入れているかを確認する一つの方法としては、他人にアドバイスをもらった時、
「分かってる」
と返答しているかどうかを確認するというものがあります。
例えば仕事の同僚などに、
「そのやり方は危険だと思う」
と言われた際に、
「あー、分かってる、分かってる」
などと返答しているかどうかを確認します。
なぜ確認するかというと、このような返答をしている時は、そのアドバイスの本質を見誤っている場合があるからです。
もしかしたら自分の想定していたポイントとは全く違うポイントについて、アドバイスをもらっているかもしれないのです。
従って、「分かってる」という言葉がでそうになったら、念のため詳細をもう少し聞いてみたり、改めて自分の考えが合っているか再検討したりしたほうが良いでしょう。
成長と改善をとめる
「分かってる」という言葉ほど、成長と改善を止めてしまう言葉はありません。
その言葉は、素直にアドバイスを受け入れていない一つの証拠になります。
なんらかの理由で、そのアドバイスを受け入れたくないということもあるでしょう。
しかし、受け入れていた方が、うまくいく確率は上がったかもしれません。
少なくとも検討くらいはした方が良いと思っています。
このとんでもないスピードで変化しまくっている時代に、自分の経験だけで何とかできることというのは、どんどん少なくなってきているように思います。
その「分かってる」は、本当に分かっていますか？
今度、人からのアドバイスに対して、「分かってる」と答えた時、このお話を思い出してもらえると良いかなと思います。
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