人生のヒント

人生や仕事をする上で役に立つヒントを書いています。外資系IT企業で働くビジネスマンとして、仕事の中で学んできた知識を共有していきたいと思っています。

チームの方向性を合わせるためのシンプルな方法

こんにちは、しんごです。
日常の中で、何かの役に立つかもしれないと思った、自分なりのヒントを毎日短い文章で書いています。

チームの方向

仕事のチームや趣味のグループで皆の方向性が合っていると、とてもパフォーマンスが上がるものです。
 
できれば、全員同じ方向を向いているのが理想的ですが、多くの場合結構バラバラなこともあります。
 
方向性がバラバラだと、力も分散しますし、チーム内で対立が生まれたりしてしまいます。
 
こうしたことが起こらないように、チームの方向性を合わせるにはどのような方法があるでしょうか。

常に言う

チームの方向性を合わせるための方法としては、
 
「方向性を常に発言に含める」
 
と言うものがあります。
 
具体的には、チームの人たちと会話する際に、常にそのことについて言及するようにします。
 
例えば、新規で参入する事業があって、それを軌道に乗せたいとします。
 
そうしたら、ことあるごとにその事業について発言するイメージです。
 
「その対応は、あの事業に対してどういう効果がある?」
 
「今の投資は、あの事業を軌道に乗せるのに効果ある?」
 
このように、何かとその事業について言及します。
 
単純に何度も聞いていると、重要さが伝わりますし、そのうちチームのメンバーも、「これはあの事業にとってどうだろう?」と頭に浮かぶようになります。
 
こうなってくると、自然と皆が同じ方向性に揃ってきます。

言わないと忘れる

人は忘れる生き物です。
 
ずっと考えていなければ、忘れますし、気にも留めなくなります。
 
従って定期的に発言することで思い出してもらうだけでも効果は上がるのです。
 
大事なのは、本当にいつでも何度でも発言することです。
 
よく重要な場面でそれなりに偉い人がしっかり話せば、それで浸透すると思っている人がいますが、それは甘いです。
 
いくら偉い人が言ったとしても、長続きはしません。
 
「しつこいなぁ」と自分でも笑ってしまうくらいで初めて効果が持続するでしょう。
 
もし、これから方向性を合わせたいと思う機会があったら、この方法を試してみて欲しいです。

 

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