希望ある未来
ダメだしから入る
誰かの持っている未来への希望を壊さないようにするには、
「ダメ出しから入る」
というのをやめます。
具体的には、相手が取り組んでいる事について、ダメな点や、至らない部分から指摘しないようにします。
例えば、何かの資料を作っている人がいるとします。
その人に対して、
「ここが何を言っているかわからない」
「こういう情報がない」
と言った否定する指摘が頭に浮かんだとしても、それを言わないようにして、まずは良い点から指摘します。
「この部分は分かりやすい」
「良い指摘が入っている」
と言った具合です。
もし、どうしても気になる点があったら、とりあえず肯定的な事を言ってから、その指摘をするようにします。
なぜかと言うと、否定から入ってしまうと、聞いている本人の頭の中は、「その否定への反論」でいっぱいになるからです。
こうなってしまうと、相手も身構えてしまって、たとえその指摘がとんでもなく素晴らしいものでも、さっぱり入ってこなくなります。
そして、怒りや不信感などで、アドバイスを素直に聞くような気持ちではなくなります。
肯定から入ると、まず相手に意見を受け入れる態勢をつくってもらえるので、その後の指摘も聞いてもらいやすくなるでしょう。
未来をなくす方法
最初から完膚なきまでに否定から入ることで、相手の未来を一瞬で吹き飛ばすことが可能になります。
想像してみれば分かりますが、信頼している人や、家族、親友、恋人、偉い人からこれをやられたら、まぁフツーの人なら考え直そうかなと思ってしまうでしょう。
こうした事に無反応でいられるほど強固な意志を持っているか、周りを信用しない姿勢の人だけが、成功できるようにも思います。
こうしたアドバイスの仕方をしている人は、無理だから本当に未来を吹き飛ばしたいと思っているのかもしれないですし、まじめなだけで一ミリも悪気がない場合もあるでしょう。
しかし、否定から入るということは、相手の未来を簡単になくしてしまうほどの影響があるという事は、認識しておいた方が良いと、私は思います。
これからも、少なくとも自分はそうしたアドバイスの仕方をしないように気を付けたいと思います。
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