選択肢の提示
仕事や日常生活の中で、誰かに選択肢を提示することがあると思います。
例えばそれは企画の提案かもしれませんし、自分が営業している製品や、今度食事をするお店の候補かもしれません。
なるべく相手に合うものを提示したいので、色々検討して候補を提示していくことになると思います。
このように選択肢を提示する時に、毎回やっておいた方が良いことがあります。
選択肢を減らす作業
選択肢を提示する時は、毎回選択肢の数を絞る過程を入れるようにした方が良いです。
なるべく多くの選択肢を出した方が、最良の選択をすることができると思っている方も多いと思います。
しかし、選択肢があまりにもたくさんあり過ぎると、単純に混乱しますし、検討の時間もかかってしまうため、選択自体も遅らせてしまう事になります。
従って、例えば選択肢を5つあげることができたら、できれば二つ以下に減らすようにした方が良いと思っています。
選択肢が少なければ、混乱も避けられて、サクッと決まって効率も大変よくなります。
そうは言っても、相手の好みが全く分からないので、いくつか選択肢は出したいという場合もあるでしょう。
そういう場合は、5つの選択肢をだしつつ、「この中でお勧めはこれで」といって、予め一つピックアップしてしまうか、「この条件が大事なら選択肢1、あの条件なら選択肢2」と、もうひと段階情報を入れながら選択肢を減らすと良いでしょう。
減らす過程をつくる
個人的には、「選択肢をつくる」という作業と「選択肢を減らす」という作業は、セットとしてとらえたほうが良いと思っています。
良かれと思って本当にたくさんの選択肢を出してくる人がいますが、選ぶ側にもある程度労力がかかるということを想像したほうが良いように思っています。
減らす過程を癖のようにいれておけば、相手も負担は少ないので、とても喜ばれるように思います。
これからも、誰かに選択肢を提示する際は、選択肢を減らす過程も必ず入れていきたいと思います。
↓ いつもクリックで応援ありがとうございます!!