人生のヒント

人生や仕事をする上で役に立つヒントを書いています。外資系IT企業で働くビジネスマンとして、仕事の中で学んできた知識を共有していきたいと思っています。

今日が最後かもしれないから精一杯やろうと思った時の話

お題「これまで生きてきて「死ぬかと思った」瞬間はありますか?身体的なものでも精神的なものでも」

 

こんにちは、しんごです。

日常の中で、何かの役に立つかもしれないと思った、自分なりのヒントを毎日短い文章で書いています。

今回は、「お題」見ていて、昔の体験を思い出したので、その事について書いています。

「死ぬかと思った」瞬間

普通に生活していると、命の危険を感じることというのは、そんなにないかと思います。

 

自分も、普通にしててそんな危機が訪れるわけないと思っていた時の出来事です。

 

仕事の出張先で、仕事終わりにみんなで寿司を食べていた時に、その事件は起こりました。

 

そのお寿司屋さんは、ネタがでかいというのが売りらしくて、とにかくでかいネタがちょろっとしたシャリにのっているスタイルになっていました。

 

何気なく食べたのでちょっとはっきり覚えていないですが、たしかクジラの寿司だったのだろうモノを口に入れて噛んでいたのですが、なかなか飲み込める大きさになりません。

 

ネタの部分だけ残って、大体噛み終わって飲み込んだところ、飲み込んだ部分と口の中に残った部分が硬い筋で繋がっていて、喉に詰まりました。

 

突然気道が詰まって呼吸ができなくなったので、一瞬でパニックです。

 

同僚に迷惑をかけたくなかったのか、既にパニックになっていたのか、黙ってスッとトなぜかトイレに向かいました。

 

そして、トイレの中でもがき苦しみながら、何度も筋を噛み切ろうとしたのですが、歯がとどかない位置なので失敗します。

 

手でつかんでも筋が硬すぎるのか何故か取れないですし、それをやるとかなり苦しいので、とにかく噛み切るしかないと思いました。

 

あまりにも変なかたちで噛もうとするので、舌を強く噛んでしまい激痛がします。

 

その時、「ああ、自分はこんな事でこの世を去るのか」という悔しさと、かなしい思いで涙がでてきました。

 

もうだめだと思った時に、運良く筋が切れて、肉の分離に成功し、命が助かりました。

 

舌の一部を強く噛んでしまったので、だいぶ犠牲にしてしまいましたが、命があっただけラッキーだったと思います。

今日が最後だと思うようになった

こうやって振り返ると、単純に寿司ネタを喉につまらせて、死にそうになったというしょぼい話なのですが、そこからかなり大きな事を学びました。

 

それは、人はいつでも死ぬことがあるので、いつでも今日が最後だったらと思って、後悔しないように精一杯やろうという気になったということです。

 

その時から、人生を見直して、生き方がだいぶ変わりました。

 

迷ったときの判断は、「次の瞬間死ぬかもしれないから、後悔しないように判断しよう」ということになりました。

 

そして、なるべく好きなことや、好きな人に時間を費やすようになりました。

 

かなり格好悪い体験ですが、後から考えると自分の人生に大きな影響を与えた、得難い体験でした。

 

人生に迷っている人には、いつもこの話をしている気もするので、私のまわりでこのエピソードを知っている人は結構います。

 

これからも、筋張った肉に気をつけながら、後悔しないように精一杯生きていきたいと思います。

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