こんにちは、しんごです。
日常の中で、何かの役に立つかもしれないと思った、自分なりのヒントを毎日短い文章で書いています。
作り手のアピールポイント
仕事で何かを作って顧客に提供する場合、作り手側が考えるアピールポイントというのがあります。
このアピールポイントを考える時は、「きっとこのように表現すれば伝わるだろう」と考えて資料などを準備します。
しかし、しばらくそうしたことに携わっていると、段々顧客の感覚から遠ざかる事があります。
例えば、私の場合だと、マーケティングなので、カタログやウェブサイトなどの顧客向けコンテンツを作る事が多くあります。
私達は、日がな一日専門用語や表現などに触れていますが、何も知らずにそれを見た人は、訳が分からない状態になる事もあります。
こうした事が起こらないようにするには、どうしたら良いでしょうか。
視点を合わせる
こうした作り手側と受け手側のすれ違いを減らすためには、作り手側がなるべく受け手側の視点に合わせていくように配慮します。
具体的には、一度作成したものを、普段それをあまり見ていていない人たちにレビューしてもらって、理解できるかどうかを確かめるような作業を入れるようにします。
レビューの段階で、あまりにもわからなければ、どういった表現が良いかを相談して改善するようにします。
ここで注意したいのは、変更した表現があまりにも抽象的だったりして、受け入れがたいと思ってしまっても、できるだけそのまま修正することです。
作り手側としては、どうしてもこだわりがあるので、正確性を重んじたりなどしたくなりますが、そうしたことを排除したほうが分かりやすくなる場合もあるからです。
伝わらなければ意味がない
どんなに正確なコンテンツであっても、伝えたい人たちに伝わらなければ、何を作ったとしても意味がなくなってしまうと思います。
最終的なゴールは、受け手側の人たちに理解してもらうことなので、そこを間違えないようにしないといけません。
これを実現するためには、ある程度の妥協を求められますが、それが結果的に良い方向になるのであれば、甘んじて受け入れる方が良いと思います。
これからも何かを作る際は、受け手側の視点になるべく合わせて、理解しやすいものを作っていきたいと思います。
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