人生のヒント

人生や仕事をする上で役に立つヒントを書いています。外資系IT企業で働くビジネスマンとして、仕事の中で学んできた知識を共有していきたいと思っています。

自分だけのこだわりか確認する

こんにちは、しんごです。
人生に役立つヒントを毎日短い文章で書いています。

取り組んでいること

仕事や日常生活の中で、何かを作ったりする作業というのがあると思います。
 
例えば仕事であれば、決済を取るための資料や、製品発表のためのプレゼンテーション資料など、その種類は様々です。
 
こうしたものは、できればうまくいくように進めたいので、努力して作成すると思います。
 
より良くしようと作業に集中して取り組んでいると、段々細部までがとても気になってくることがあります。
 
その人の性格にもよりますが、ある部分が気になるなどして、何度も修正したり、複数のバージョンを作成したりと、時間をかけるようになってきます。
 
あまり時間をかけ過ぎると、適切なタイミングを逃してしまったり、不要な部分が増えてしまったりして、最終的に良いものにならない可能性があります。
 
こうしたことが起こらないようにするには、どうしたらよいでしょうか。

こだわりポイントを確認する

作業をある程度進めてほぼ出来上がった時点で、早々に他人に見せて確認してもらうようにします。
 
これは、他人に確認してもらうことにより、自分だけがこだわっている部分というのが削ぎ落とされていくためです。
 
確認を依頼してみて、自分が少し迷っているところを相手がスルーしたら、それはもしかしたら自分だけがこだわっている部分かもしれません。
 
そうしたらその部分に時間をかけることをやめて、完成させてしまいます。
 
もし、不安であれば、気になっているポイントを素直に相手に話してみると良いです。
 
たとえ自分がこだわっていても、他人からみれば取るに足らないというケースがあります。
 
他人に反応を見ることで、そうしたある意味無駄なこだわりを捨てることができるようになります。
 
それでも気になるようなら、複数人に軽く意見を聞くことで、段々とこだわりの呪縛から解き放たれていきます。
 
最終的には、「これで完成だ」という状態にできるでしょう。

客観視を取り戻す

あまりにも自分だけでやっていると、もはや何が正解か分からなくなってくるため、自分だけがこだわってしまい、無駄に時間を浪費してしまうことになります。
 
他人に見てもらうことによって、自分の取り組んでいることを客観視できる視点に戻ることができるようになります。
 
自分としてはあんなに激しく気になっていたのに、自分以外の大多数がさらっとスルーというのは、よくある話です。
 
そして最終的に大事なこととしては、こだわりを捨てる素直さです。
 
自分以外のほぼ全員がスルーなのに、こだわりを捨てきれず、結局変わらないということもありえます。
 
そこは謙虚に受け止めて、こだわりを捨て去る素直さがいるでしょう。
 
これからも、自分だけのこだわりではないかを確認しながら、作業をしていきたいと思います。

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