こんにちは、しんごです。
人生に役立つヒントを毎日短い文章で書いています。
批判したくなること
普段生活していると、「なぜそんなことになっているのだろう?」と、疑問に思うことがあります。
「普通はこうだろう」、「私だったらそんなことはしない」、「なにこれアホすぎる」など、色々と批判的な言葉が浮かんできたりして、徐々に怒りがこみ上げたりすることもあるでしょう。
こうした状態は、あまり気分の良いものではないので、なるべくなら避けたいところです。
良い方に勘違いする
何かを批判したくなったら、「きっと私の知らない事情があるはずだ」と思うようにします。
何事も当事者でしか知り得ない事情というものがあるものです。
現場で常にその当事者の側にいたなら別ですが、そうではないならほぼ事情は不明なはずです。
それなのに、「きっとあの人は変だからだ」などと考えるのは、単なる予想ということになります。
両方とも自分勝手な勘違いといえばそうですが、同じ勘違いなら、批判的なものではない勘違いの方が精神衛生上良いと思います。
思い込みからの勘違い
ある時仕事で、ある機能のニーズがたくさんあるのにその機能がサポートされているのが、上位機種のみだったことがありました。
営業担当としては、同じ製品なのだから、下位機種でもサポートすれば直ぐに販売できるのに、なぜそれをやらないか理解できません。
そのため営業担当は、「開発チームは顧客を分かっていない」などと批判しています。
しかし実際は、「下位機種だと十分な性能を保証できないのでサポートできない」というのが事実でした。
営業担当は、この事実を知らなかったのです。
これは、「同じ製品だから、同じような機能を使えるだろう」というシンプルな思い込みによる勘違いからきているものでした。
こうしたことは、頻繁に起こるものです。
そのたびに目くじら立てて批判したり、相手を馬鹿にしたりするのは気分の良いものではありません。
思い込みや勘違いは、誰でもしてしまうものです。
どうせ勘違いしてしまうのなら、良い方を選んでも良いと思います。
これからも、少なくとも自分は良い勘違いをするようにして、気分良く過ごしていきたいと思います。
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