こんにちは、しんごです。
人生に役立つヒントを毎日短い文章で書いています。
辛いこと
人生の中では、耐えられないと思うほど辛いことが時々起こります。
それは、親しい人との別れだったり、誰かに傷つけられた記憶かもしれません。
そうした辛い出来事が起こった時は、とても気分が沈みますし、悲しい気持ちになります。
もしかしたら、もう消えてしまいたいと思ってしまうほどかもしれません。
あまり思い詰めてしまうと、自分を傷つける行動をしてしまったり、さらなる不幸を呼んでしまう場合があります。
こうした辛いときに、是非思い出してほしいことがあります。
辛い感覚は忘れることができる
人には、ある出来事で感じたことを忘れる能力があります。
「忘れる」ということには、一般的にネガティブなイメージがあるかもしれませんが、これは、辛いことに遭遇したときにはとても役に立つ能力だと思います。
もちろん出来事自体を忘れるのには時間が掛かるでしょう。もしかしたらずっと忘れない記憶になっているかもしれません。
しかし、例えば、「胸が張り裂けそう」であるとか、「涙が止まらない」などといったその時感じた感情は、そこまでリアルに思い出せないはずです。
また、怪我などをしたときの痛みなども、その時と同じ感覚で思い出すことは難しいでしょう。
「今、この辛い感覚は忘れることができる」と考えることで、「この苦しみがずっと続く」と、思わないようにすることができると考えています。
忘れる力を信じる
このように、一言で「忘れる」といっても、出来事だけではなく感覚という面もあると思います。
出来事の記憶は残ると思いますが、感覚は忘れて薄らいでいきます。
辛いことが起こっている時は、この辛さや苦しみが一生続くような感じがするものです。
「このままこれが一生続くなら・・・」という理由で、突発的な行動を考えてしまうのはよくありません。
人は忘れることができます。
その苦しみはずっと続きません。
しばらくすれば、徐々に楽になるはずですので、あきらめないことが大事です。
これからも、自分の忘れる力を信じて、辛い感覚を乗り越えていきたいと思います。