こんにちは、しんごです。
人生に役立つヒントを毎日短い文章で書いています。
ノウハウを伝える
人に何かを教えても、すぐにできるようになるとは限りません。
特に教科書的ではない経験的なノウハウというのは、都度口頭などで教えていても、なかなか伝わらないものです。
理屈は分かっても、重要度が分からなかったり、リスクが見えなかったりするので、ただ教えただけでは、うまくいかないことが多いものです。
真面目な人は、「教えてください」と言って、真剣に取り組んでいるのですが、行動するきっかけやポイントを提供できても、うまくできることとは結びつかないものです。
こうした時は、どういうことをしたらよいでしょうか。
取り組むチャンスを提供する
経験からくるノウハウは、文章などでは表現しにくいので、取り組むチャンスを提供して、実際に経験してもらうようにします。
テストができるような環境があるのであれば、それを使ってもらっても良いですし、リスクの少ない範囲で実際に取り組んでもらっても良いと思います。
実際にやってみると、失敗する部分が出てくると思います。
そうした経験をすることにより、「重要度」が理解できたり、「リスク」を体験したりして、「まずい!」という感情とともに、記憶に刻まれた経験は、その人のノウハウになっていきます。
また、本人がやったときのノウハウは、その人の能力によってリスクの度合いもかわるので、ノウハウ自体を自分のものにカスタマイズしていくこともできます。
したがって、座学などで講義をするよりも、実際に小さなトライを積み重ねたほうが、結果的に有用なスキルが身についてくるのです。
失敗の重要性
初めてのことは、「自分が何を分かっていないのか」を分かっていない状態です。
実際に経験することで、この分かっていない部分が理解できてくるため、学ぶ効率が劇的に上がっていきます。
また、経験は感情を伴います。
感情を伴うと、記憶に残りやすいので、無理やり頭に詰め込んで覚えるよりも、しっかりとした知識になりやすいです。
これからも、学ぶより経験してもらって、ノウハウを伝えていきたいと思います。
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