人生のヒント

人生や仕事をする上で役に立つヒントを書いています。外資系IT企業で働くビジネスマンとして、仕事の中で学んできた知識を共有していきたいと思っています。

話のわからない人になる

こんにちは、しんごです。
人生に役立つヒントを毎日短い文章で書いています。

相手との関係

話をしている相手との関係を良好に保つためには、相手の言っていることをよく理解して、適切な反応や態度を見せる必要があります。

 

お互いが同じように尊重しあっている状態であれば、こうした態度で良いと思います。

 

しかし、時々全くこちらのことを尊重してくれなかったり、見当違いの態度を取る人がいることがあります。

 

こちらは誠意をもって話をしていたとしても、相手は理解する素振りすら見せず、話が平行線に終わってしまうような人です。

 

このような人たちと話すときには、どういった対応が考えられるでしょうか。

話のわからない人になる

相手もこちらに理解を示そうと誠意をもって対応しているのであれば、こちらも同じようにする必要があると思います。

 

しかし、相手が明らかにそうでない場合は、こちらだけがまともな対応をしても損をするだけです。

 

そうであるなら、こちらも相手が言っている事に対して、見当違いな対応をするようにします。

 

まともな人であれば、良心が痛んで、こうしたことができないかもしれません。

 

しかし、相手がこちらのことを尊重しないのであれば、こちらも相手を尊重する必要はありません。

 

これは相手の話を理解していないと言うわけではなく、「相手にとって話のわからない人になる」ということです。

 

こうすることによって、こちら側だけが損をするような事はなくなります。

 

相手に自分のことを「話のわからない人」だと思わせることによって、相手からの関わりを少なくすることもできるようになります。

全ての人と同様な対応は難しい

世の中には色々な人たちがいます。

 

その人たちには独自の世界観や価値観などがあり、運良く自分と合う場合もありますが、なかなか合わない場合だってあります。

 

世の中全ての人たちと理解し合うというのは、難しいのかもしれません。

 

例えば、国や人種、住んでいる地域が違うだけでも、考え方はだいぶ変わってきてしまいます。

 

あらゆる人にとって、話のわかる人になるというのは、素晴らしいかもしれませんが、相手にその気がないのであれば、こちら側も努力する必要はありません。

 

少々冷たいかもしれませんが、自ら話の分からない人になることで、相手をそこまで傷つけることなく、距離を取って過ごせるのであれば、こうしたやり方もありだと考えています。

 

これからも、たまには話のわからない人になって、会話の難しい人から、やんわりと離れられるようになりたいと思います。