こんにちは、しんごです。
人生に役立つヒントを毎日短い文章で書いています。
なんとなくの虚しさ
情報があふれている世の中で忙しく生きていると、ついつい仕事でも、生活でも効率を求めていきがちです。
損をしたくないという気持ちが強いため、効率をできるだけ上げるために、何をするでも最小のコストで、最大限の利益を得ようと、必死に考えて取り組んでしまいます。
最大限高められた利益を得ると、それなりに満足はしますが、効率を上げるために、まるでレールからはみ出ないように必死にバランスを取り続けているようです。
こうして、効率を追い続けていると、どっと疲労を感じてしまったり、苦労して得た利益であっても、「いったいこれは私が欲しかったものだろうか」と、なんとも言えないむなしさが残ることがあります。
こうした虚しさより、もっと充実した気分になれるようなことはないのでしょうか。
意味のないことをやってみる
効率を追いまくっていると、当然ですが、意味のあることばかりやるようになり、無駄なことをしなくなってきます。
ここで、それほど意味はないかもしれないけれど、やっていてなんとなく面白いなと思えることをやってみます。
例えば庭いじりでもよいですし、何かのスタンプを集めたり、ひたすら川に石を投げるでも何でもよいです。
人生の中で、楽しいと感じるものの多くは、結構意味のないことだったりします。
子供のころは、それ自体に意味のないことをやっていても、楽しかったのはこのためだと思います。
こうして意味のないことをやっていると、なんだか楽しい気分になってきて、むなしい気分が和らいでくると思います。
楽しい人生のために
効率を求めるあまり意味のあることしかできなくなってくると、とんでもなくつまらない人生になっていきます。
効率や、理論、常識などの外には、自由があります。
子供のころは、この自由を感じていたので、意味のない楽しいことを始めれば、あの時の感覚が戻ってくるはずです。
意味のない、他人から見れば、それこそくだらないことを真剣にやっていると、どんなことでも楽しくなってきます。
楽しい気分は心を軽くします。
これからも、時々は効率を忘れて、意味のない楽しいことをやって、気分良く生きていきたいと思います。