こんにちは、しんごです。
人生に役立つヒントを毎日短い文章で書いています。
正確性へのこだわり
自分の仕事のやり方の中で、色々とこだわりを持ってる人というのはいると思います。特に真面目な人には、自分が取り組んでいることがきちんと正確であるかどうかというのにこだわる人が多いと思います。
しかしあまり正確性にこだわりすぎると、何度も確認をしたり、作り直したりする必要があるため、とても時間がかかってしまいます。
例えば、一度出した資料などの細かい間違いを見つけてしまい、何度も送り直したりなどしてしまうと、それだけで時間を浪費しますし、受け取り側もどれが正しいものなのか分かりづらくなってしまいます。
こうした時間の浪費を防ぐためには、どのように考えたらよいでしょうか。
ゴールを見失わないようにする
自分が今取り組んでいることで、最終的に手に入れたいものは何かというのを、明確に意識して仕事をするようにします。
そのゴールに向かうためにあまり重要ではないと思われるものに関しては、多少正確性に目をつぶるように心がけます。
なんでもかんでも正確な方が良いだろうと思う人もいますが、多少正確でなくても、最終的なゴールに近づくことがあります。
例えば、ある活動の承認受けたい場合、「過去の結果が知りたいので、参考資料が欲しい」と言われたとします。
この例でのゴールは、承認を受けることです。
例えば、傾向が変わらない程度の数%の間違いがその参考資料にあったとします。正確性を重んじるのであればその数字を正しく修正しなければなりません。
しかし、傾向が変わらないのであれば、特に修正する必要はないと思います。なぜなら承認を受けることがゴールだからです。
これは、何でも多少間違っていても良いと言っているわけではありません。
もし、「過去の傾向をを正確に知りたい」というのがゴールの場合であれば、もちろん正確な数字に修正する必要はあります。
このように、ゴールによって正確性を重んじるポイントを絞るなどすると、無駄に時間を浪費しなくなります。
成功体験を積み上げる
仕事を正確に行って、美しく仕上げるというのは、プロとして非常に素晴らしいことだと思います。
しかしあまり細部にこだわりすぎて成果が出ないのであれば、プロ失格ということになってしまいます。
正確性にこだわり過ぎて、ゴールを見失わないようにすることが大事です。
大枠が合っていれば問題ないという場面は、多々あります。
おそらく最初は気持ちが悪く感じつ人が大半だと思います。自分の能力を疑われるのではないかと心配する人もいるでしょう。
そういった場合は、最初少しずつ試してみて、「正確性にこだわらないで成功した体験」を積み重ねることで自信がつくと思います。
これからも正確性よりもゴールを見失わないようにして、仕事に取り組みたいと思います。