人生のヒント

人生や仕事をする上で役に立つヒントを書いています。外資系IT企業で働くビジネスマンとして、仕事の中で学んできた知識を共有していきたいと思っています。

人に任せる時のコツ

こんにちは、しんごです。
人生に役立つヒントを毎日短い文章で書いています。

人に任せること

仕事などをしていると、他人に自分が担当していた部分を任せることがあります。任せる相手は、同じ会社の同僚や、部下、あるいは仕事をお願いしている業者さんの場合もあります。

 

自分がやっている仕事を人に任せる場合は、とても気を使うものです。それは、自分のやっていることを、できればそのまま再現したいと思ってしまうことが多いからです。

 

もし他人に任せた仕事の結果が、自分の期待している成果と少しでも異なった場合、その違いが非常に気になってしまい、結局自分でやってしまうようなことがあります。

 

自分でやることによって、成果はある程度コントロールできるようになります。しかし、それをずっと続げていると、自分の時間と体力を削ることになるため、そのうち疲弊してしまいます。

 

このような人に任せるのが苦手な人は、どういったところに注意したほうが良いでしょうか。

人に任せる時の注意点

人に任せる時に一番注意しなければいけないことは、とにかく細かいところには目をつぶるということです。

 

自分がやってきたことを人に任せると、他人がやった結果の中で、気に入らない部分が出てきてしまいます。

 

そこがどうしても我慢できないと、結局自分でやってしまうことになるので、そうしたことはなるべく気にしないようにできる方法を考えます。

 

例えば、結果の数字だけを聞いて、細い部分はあえて確認しないようにするなど、少し工夫をすることによって、気になってしまうことを少なくすることができるようになります。

 

なるべく細かいことは見ないようにして、大きな方向性として合っているかどうかだけを気にするようにします。

仕事の精度より広がりに注目する

細かいところをあまり気にしないで人に頼む事によって、自分ができることを拡張することができるようになります。

 

また、他人のやり方が自分と違う場合、依頼した人の良さが、思わぬところで出てくる場合があります。こうした事は、自分がやっている時とはまた違う付加価値になることもあります。

 

最終的に立派だと思われるリーダーというのは、割と細かいところを気にしていない、鈍感力の高い人が多い印象です。

 

逆にリーダーが細かいところばかりを気にしていると、指摘するのに疲れますし、チーム全体も疲弊して、その力をきちんと出せなくなってしまうかもしれません。

 

これからも人に頼む時は、あまり細かいところを気にしないで、依頼した人の良いところを十分に活かして、仕事をしてもらえるようにできればと思います。

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