人生のヒント

人生や仕事をする上で役に立つヒントを書いています。外資系IT企業で働くビジネスマンとして、仕事の中で学んできた知識を共有していきたいと思っています。

大きな目標は一口サイズに細分化する

こんにちは、しんごです。
人生に役立つヒントを毎日短い文章で書いています。

大きな目標

何かを達成したい場合は、具体的な目標を設定するべきです。しかも、それは数値化できるかたちにします。

 

例えば、「英語ができるようになりたい」という考えがあったとすると、数値化できる目標が設定できないか考えてみます。

 

英語であれば、TOEICという英語能力テストがあるので、「TOEICで800点を取る」というかたちであれば、目標としてはわかりやすいです。

 

こうしたかたちで、「願望」から「目標」をつくりだすことによって、そこに向けてやらなければならないことが見えてきます。

 

しかし、こうして目標が設定されたとしても、具体的にどのようにしてその目標に到達するかというのは、また違う話になります。

 

今の実力からその目標に到達するには、かなり遠いように見えることがほとんどです。

 

こうした場合、どのようにその目標への道筋を設定すれば良いでしょうか。

目標を一口サイズに分ける

大きな目標は、それにたどり着くまでの小さな目標に細分化するようにします。

 

例えば、300ページの問題集を全てやるのが目標である場合、1日1ページだけやるというように目標を細かくして再設定します。

 

「300ページの問題集をやるんだ」と毎日思っていると、到達しなければいけない目標が遠いままで、くじけてしまいがちです。

 

しかし、これが、「今日1ページ問題を解くんだ」と思えば、取り掛かるための心理的負担が軽くなり、目標が少し近くなったように感じます。

 

後はこの小さな目標を毎日コツコツやるだけです。それだけで、いつの間にか大きな目標を達成できるようになります。

大目標を思い出さないようにする

目標を細分化した後、実際に取り組んでいく時のコツは、最終目標をなるべく思い浮かべないようにすることです。

 

先程の例で言うと、毎日1ページやるのが目標です。ここで「全部で300ページあるから、全て終わるまでにあと120日だ」というように考えてしまうことがあります。

 

このように最終目標までの距離を想像してしまうと、途端に目標を細分化した効果が薄れてしまいます。

 

なぜなら、最終目標までの距離を思い浮かべた瞬間に目標までの遠い道のりを意識してしまうからです。

 

一度細分化したら、その目標だけを思い浮かべるように注意して、目標に取り組むようにできると良いと思います。

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