こんにちは、しんごです。
人生に役立つヒントを毎日短い文章で書いています。
チームで行う仕事
チームで行う仕事では、どの担当にもそれぞれの役割があり、分担してプロジェクトを進めていきます。
チームには、ベテランや能力の高い人、新しく入った人のようなまだ経験が浅い人など、様々な人がいます。
リーダーは、各メンバーの話を聞いたり、アドバイスをしたりして、チーム全体のパフォーマンスが上がるように努力する必要があります。
しかし、メンバーの数が多い場合は、どうしても全てに気を配ることが難しくなってきます。こうした場合、どうすれば効率よくチームのパフォーマンスを上げることができるでしょうか。
平均的なパフォーマンスの人に集中する
メンバーそれぞれのパフォーマンスがバラバラな場合、全ての人に時間をかけてアドバイスをするより、平均的なパフォーマンスの人により時間をかけると、最も効果が上がる可能性が高くなります。
能力の高い人は、そもそも自力で高いパフォーマンスを発揮できるので、そこまで時間を使う必要はありません。どちらかというと、彼ら・彼女らの作業の障壁になっていることを取り除く作業に注力したほうが良いです。
逆に低い人は、少し厳しいですが、時間をかけたとしても、残念ながらそこまで劇的な向上は望めないことが多いです。
このように時間を使う対象を絞ることで、リーダー側の負担も下げることができるようになります。
もちろん平均的な人のパフォーマンスが上がり、高いパフォーマンスに到達すれば、まだ、そこまでに到達していない人に時間を掛ける余裕もでてきます。
選択と集中を行う
全ての人に対して同じだけの時間と労力を使うことは、かなり困難です。リーダーにもリソースに限りがありますし、そもそも一人で対応できる人数ではない場合があります。
最も効率よくチーム全体のパフォーマンスが上がるのであれば、こちらの対応のほうが良いように思います。
全体のパフォーマンスが上がれば、あらゆる面で少し余裕ができてきます。それをチャンスとして、充分に活かし、チーム全体のパフォーマンスを底上げしていくことができるようになると思います。
うまく時間を使って、全体で良いパフォーマンスを出せるようになると良いと思います。