人生のヒント

人生や仕事をする上で役に立つヒントを書いています。外資系IT企業で働くビジネスマンとして、仕事の中で学んできた知識を共有していきたいと思っています。

組織のせいにしたら終わりの始まり

こんにちは、しんごです。
人生に役立つヒントを毎日短い文章で書いています。

うまくいかない仕事

仕事でいくら努力していても、上層部の判断で結果的に台無しになることはよくあります。現場でいくらカバーしても、上層部が動かないために進まなくなってしまうこともあるでしょう。

 

どんな人でも、人である限り自分がやっていることが一番正しいと考えているものです。自分の判断や行動は正しいので、これらの失敗は、全て組織のせいということになります。

 

こうなると、自分ではもう何もできなくなります。組織が悪いので、自分がいくら努力したとしても、もうどうにもならないと思ってしまい、そこで思考が停止します。


その後は、ずっと組織を恨み続けて我慢して残るか、さっさと辞めるかのどちらかになるでしょう。

自分ができることを探し続ける

組織や、上層部の判断で思わぬ方向にいったとしても、自分ができることを探し続けるべきです。

 

組織のせいにしたくなる気持ちも分かりますが、それはもとを辿れば、自分達が作り出した現場の状況から判断されたものです。それは組織のせいではなく、一部自分の責任でもあります。

 

思考が停止してしまっては、なにもできなくなってしまいます。できるだけ、状況を自分ごとと捉えて、行動することで状況は変わります。

 

上層部からの理不尽な要求もあるかもしれませんが、程よくいなして、現場がうまくまわるように立ち回るようにします。

 

これは大真面目に指示通りにやってしまうと、問題が悪化したり、お客様に迷惑がかかってしまうためです。

 

上層部は現場を知りません。たとえ報告が上がってきていたとしても、本当に理解はできないのです。それは仕方のないことであり、上層部にわかりやすいかたちの情報に整形することも現場の努めです。

 

思考を止めずに行動することが、最後の砦となります。

自分ごととして捉える

うまく行かないことを組織のせいにしたら終わりの始まりです。思考は停止し、もう自ら動くことは全て無駄に見えるでしょう。

 

自分からできることを探して行動するということは、自分ごとして捉えるということです。どんな状況でも、自分のことだと思って行動することで活路が開けることがあります。

 

もし、できることを探し続ける意欲がなくなった場合は、もうその組織にいる意味はないので、さっさと辞めたほうが良いです。

 

理不尽なことは色々とありますが、自分の行動と意思だけは、自分でコントロールできます。これを使って、逆に組織を驚かせるような行動をとれるくらいになれると良いと思います。

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