こんにちは、しんごです。
人生に役立つヒントを毎日短い文章で書いています。
嫌な感情の変化
人間生きていれば、失敗することはあります。自分の失敗かもしれないですし、誰かの予期せぬ行動や言動によって、不安感や怒りを覚えることもあるでしょう。そうした時は、心がざわつき、嫌な気分になります。
この嫌な気分の中身は、感情による反応です。様々な感情がありますが、そのうちのどれかが湧き上がってくることで、時には冷静な判断ができなくなることもあり、病気になってしまうこともあります。
こうした感情とどう向き合うかということを日々考えているのですが、こうした嫌な出来事や感情の変化にも大小があると思います。
小さいことであれば、冷静に考えれば、大したことないはずなのですが、しばらく感情が動いてしまうのは避けられません。
こうした、よく考えれば大したことではない嫌なことから、素早く感情を抑えて立ち直るために、最近試している方法があります。
一ヶ月後に覚えているか考える
今感じているその感情の反応を、一ヶ月後にも再現できるかというと、おそらく無理だと思います。
例えば、何か不快な思いをして、イライラした感情がでてきたとしても、それと同じ度合いのイライラを後から思い出そうとしてもできるものではありません。
試しに一ヶ月前に起こった嫌な出来事で、その時感じた感情を思い出そうとしても、そもそも起こった出来事さえあまり思い出せず、思い出せたとしても全く感情がノッて来ないと思います。
従って、時間が経てば、全くもって大したこと無いのです。このことを踏まえて、「今感じているこの感情は、どうせ忘れてしまう」と考えると、その感情からの復活が少しはやくなります。
嫌な感情を思い出す必要はない
嫌なことや、その時の感情をわざわざ思い出しても、何も良いことはありません。どうせ忘れてしまうのであれば、嫌な気分を味わっているこの時間が大変損です。
ちなみに、自分に嫌な感情を抱かせた相手は、多くの場合、全くそのことに気付いていないか、気にもとめていないです。自分にとっては重大なことでも、相手にとっては取るに足らないことなのです。
そんなことについて、自分の感情を浪費するのは、本当に無駄です。
人によって効果は変わると思いますが、こうした考え方を試してみて、少しでも良い気分でいられる時間が増えると良いと思います。