人生のヒント

人生や仕事をする上で役に立つヒントを書いています。外資系IT企業で働くビジネスマンとして、仕事の中で学んできた知識を共有していきたいと思っています。

面倒だなと思ったら1分だけ手をつけてみる

こんにちは、しんごです。
人生に役立つヒントを毎日短い文章で書いています。

面倒なこと

仕事の頼まれごとでも、生活の中の雑用でも、面倒でやる気が起きないことというのは多くあると思います。面倒だと思っているので、基本的にやりたくないですし、着手する気も起きません。

 

たとえやらなければいけないことであっても、なかなか進んでいないのであれば、どこかで面倒だと思っているのかもしれません。

 

面倒だと思っているポイントは、色々とあるかと思います。「時間がかかりそう」、「手順が多そう」、「確認が必要」など、様々な理由がありますが、傾向としてまとめると、「時間がかかりそう」というのが大きな障害になっているように思います。

 

私は、こうした面倒だと思ってしまうことを、どうやったら進めることができるかというのをいつも考えています。色々試してみて思ったポイントとしては、「本当にそんなに時間がかかるのか」ということです。

手を付けてみて確認する

仮に面倒だと思った資料作成のタスクがあった時には、まずそのタスクを1分だけ手を付けてみます。

 

「1分ではなにもできない」と思う方は、正しいです。1分というのは、あくまで言い訳です。とにかく少しやってみるために、わざと「1分だけやってみよう」と、自分に言い聞かせるのです。

 

とにかく1分だけ面倒なことに手をつけるメリットとしては、本当に時間がかかるのかある程度分かるということです。

 

時間がかかりそうだという理由で面倒だとおもっているのであれば、本当に時間がかかるのかを確かめる必要があると思います。

 

経験上、思っていたよりも早く終るタスクがいくつかでてきます。これをやることで少なくとも待ち行列を減らすことは可能になります。

 

もう一つの方法は、以前同様の作業を行った時の時間を記録しておくことです。

 

以前私はTimeCrowdという時間管理システムを使用していると書いたことがありますが、このようなアプリを使って、以前の作業履歴を見るのです。

 

そうすると、例えば「過去、この作業には、4時間かかっている」という事がわかり、時間を調整することで、やれるかもしれないと思うことができます。

 

もちろん、この情報によって、逆にやる気が下がる場合もあります。しかし、時間を確保すればやれるという道筋と、過去にやったことがあるという実績は、励みになります。

本当の作業時間を把握する

細かい作業であれば、案外すぐ終わるものが多いことに驚くことでしょう。自分ではもっとかかると思い込んでいた作業が、15分程度で終わったりすると気持ちの良いものです。

 

私達は、時間の見積もりを誤りやすいです。実際にはかなりざっくりして予想で動いている場合が多いです。ある程度定型的な作業にかかる時間を把握しておくと、先の予定も立てやすくなります。

 

更に正確な作業が可能になるので、納期の管理もしやすくなり、締切も守れるようになります。

 

中には本当に時間のかかる面倒な作業もあります。これらをしっかり見つけてから、思う存分面倒臭がったほうが気分が良いかもしれません。

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