人生のヒント

人生や仕事をする上で役に立つヒントを書いています。外資系IT企業で働くビジネスマンとして、仕事の中で学んできた知識を共有していきたいと思っています。

リーダーシップのポイントを考える

こんにちは、しんごです。
人生に役立つヒントを毎日短い文章で書いています。

リーダーだなと思う人

今までの人生の中で、この人はリーダーだなと思う人を何人か見てきました。

 

リーダーと一言で言っても、様々なタイプがあるように思います。しかし、そういう人達を見ていると、多少リーダーと思わせる特徴や行動があったように思います。

 

自分が興味深いと考えているのは、見てきたリーダーが、ものすごく有能な人ばかりではないということです。

 

リーダーというと、卓越した能力者のようなイメージがありますが、少なくとも自分がリーダーだと思った人達にそのような人は少なかったように思います。

 

それでは、リーダーと思えてしまうポイントというのは、どういったところなのでしょうか。

リーダーシップのポイント

今まで私がリーダーシップを感じた人の特徴としては、「突破力のある人」、「夢見るわがまま」、「なぞのカリスマ」といったタイプがありました。

それぞれ簡単にご紹介するといかのような人達です。

突破力のある人

文字通り、とにかくどんな困難でも突撃していって、なんとか突破する人です。こういうタイプの人は、残念ながら戦略などに欠けていることが多いです。なぜならそもそも戦略がある人はむやみやたらに突撃しないためです。

 

とにかくパワーがすごいですし、困難を突破してく姿を見ると、感動し、気持ちが奮い立ち、ついていきたくなります。

激しい失敗もしますが、なんとなく憎めないキャラの方が多いです。

夢見るわがまま

このタイプの人は、理想がハッキリしていて、好き嫌いが激しく、それを実現するために手段を選ばず、わがままで、なんでも人にお願いしてきます。

我が強くてグイグイなので、断りづらいですし、追い込んできますが、結果全体的に見ると組織をリードしているというかたちになります。

 

好みが分かれるので、ずっとついていく人と、絶対にイヤだといってついていかない人と二極化します。

こだわりポイントが偏っているので、結構周りからは変に見える人が多いです。

なぞのカリスマ

卓越した実績があったり、すごい得意技があったりなど、様々なタイプがありますが、「すごいなぁ」と思ったり、「なんかすごそう」的な魅力があって、この先何を考えて、何をしようとしているのかが気になる人です。

 

言葉では表現しづらい魅力があって惹きつけられてしまい、結果的についていく形になります。どちらかというと、その人が気になる人にフォローされていくかたちになるので、本人は意識も興味もなく、結果的にリーダーになっているという印象です。

こうした人は、その実績や得意技以外は、あまりイケてない人が多い印象です。

理想のリーダー

私個人的には、自分にはできないと思うことをやってのけたり、困難を突破していく人をみるとリーダーシップを感じます。

 

また、思ったのは、今まで見てきたリーダーの中で、リーダーになろうと思ってなっている人は、結構少ないような印象です。

 

どちらかというと、自分の理想を追い求めて、行動していくうちに、リーダーの立場しか合わなかったか、人がついてきてしまって、結果的にリーダーになっているというパターンが多いように思います。

 

そうだとすれば、リーダーになりたいと考えるというのは、なんだか筋違いなようにも思います。もしかしたら、そういった志が無いのに、会社にリーダーを任されてしまった人は、大変不幸かもしれません。

 

そういった人は、自分で実現したいものをつくって、それに集中することでリーダーシップを作ることができるようになるかもしれないと思います。

 

「理想を追い求めるうちにリーダーはつくられる」というように考えると、もしかしたら一番自然なのかもしれません。

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