人生のヒント

人生や仕事をする上で役に立つヒントを書いています。外資系IT企業で働くビジネスマンとして、仕事の中で学んできた知識を共有していきたいと思っています。

欲しいものが決まれば自分の幸せを定義できる

こんにちは、しんごです。
人生に役立つヒントを毎日短い文章で書いています。

幸せの定義

どうすれば幸せになれるかというのは、いつも考えさせられるテーマです。今幸せかと問われたら、即答できるかわかりません。

 

なぜ即答できないかというのは、何が満足できていれば幸せとするかを決めていないからかもしれません。

 

一番簡単に答えられる方法としては、他の人達と比べた時の相対的な尺度です。いやらしい話ですが、仮に他の人と比べて、自分が優位であれば、幸せと感じるかもしれません。

 

このように、比べる相手を定義した場合、それと比べて自分のレベルが優位か、そうでないかで幸せかどうかを考えることになります。

 

世の中一般的に成功していると定義されているような事を満足していれば、幸せと判定するというのもあるでしょう。例えば、高級車を持っているとか、高級料理を食べているといったものです。

 

しかし、こうしたかたちで他者や、持っているモノなどで定義したとしても、上には上がいますし、それこそ、世界一の権力者などになったとしても、永遠に幸せがこないと思います。

自分の幸せ基準を定義する

どうしても他と比べたくなってしまう気持ちもとてもわかりますが、それをやっているとずっと幸せを感じることはできないと思います。

 

それは、自分の尺度ではなく、他者や世の中の尺度になっているからです。

 

たとえそれらを追いかけ続けたとしても、絶えず動的にゴールが移動してしまうので到達できません。

 

自分が到達した位置にあったはずのゴールは、自分がそこに到達した時に、また先に移動してしまいます。

 

そういった自分以外の価値観から生まれた基準は、一旦置いておいて、まず自分の価値観で満足したいゴールを定義して、それに到達できたり、近づいている活動ができていれば、とりあえず幸せということにすると良いと思います。

自分に集中して周りを気にしない

周りはずっと気になると思いますが、自分の価値観に集中していると、徐々に周りを気にする度合いが少なくなってくると思います。

 

時々思わず他者と自分を比較してしまい、羨んだり、劣等感を感じてしまうこともあると思いますが、自分の価値観を思い出せれば、泣けてくるほどひどい状態にはならないと思います。

 

大事なのは、自分以外の価値観で幸せを定義している限り、自分にとっての幸せな時間は永遠に来ないということです。

 

どうして自分は不幸なのかと思い悩むのではなくて、何が自分の価値観だったんだろうというのを常に思い出すようにすると、気分良く過ごせる時間は増えると思います。

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