こんにちは、しんごです。
人生に役立つヒントを毎日短い文章で書いています。
何が起こるかわからない時代
近年は、大雨や台風のような災害や、コロナのようなパンデミック、先日発生した大手銀行の障害など、様々な予期せぬ問題が頻発しています。
一方で世の中は、ネットワークやスマートフォンの普及で急速なデジタル化が進み、お金や書類のやり取り、情報収集、コミュニケーションの方法は、テクノロジーに大きく依存してきています。
今ではQRコード決済が主流になってきており、現金を持たずに買い物に出かけることも多くなりました。
このように、私達の生活は、知らない間にかなりテクノロジーに依存しており、いつのまにかアナログな方法を軽視しつつあります。
しかし、こうしたテクノロジーに強く依存した状態だと、何か災害や障害が起こった時に、何もバックアップがなく、大変不自由な状況に陥る可能性があると考えるようになりました。
自分でバックアップを考える
重要なシステムには、かならずバックアップが存在ます。同じシステムを2つ用意しておいて、主となるシステムに障害が発生したら、もう一つに切り替わるというものです。
ネットワークを利用したシステムは、システムの提供者側がバックアップを用意しているため、何かあれば、多少の遅延はあるかもしれませんが、いずれ復旧します。
しかし、復旧するまでの間は、当然ですが全く利用できなくなってしまいます。
そのため、今自分が利用しているデジタルサービスが、もし万が一使用できなくなったときのために、自分でもバックアップを用意しておく必要があります。
全て紙のようなアナログで用意するのではなく、ローカルのディスクや、バックアップのデバイスなどを用意しておくというのも良いと思います。
現金はある程度用意しておくとか、書類は紙やローカルディスクでもある程度残しておくなど、色々と対策は打てると思います。これらは、全くやっていない状況だと、いざという時の対応スピードがかなり変わります。
システムも完璧ではない
どんなシステムも人がつくったものなので、完璧ではありません。予測もしないような規模の災害が起きた場合、予測できない障害が発生する可能性があります。
システムの提供者側のバックアップ以外に、自分でも備えておくことで、何かあった時に対応しやすい環境が作れると思います。
便利な時代ですが、それだけ、システムが一度止まると、想像を超える程とんでもなく不便になります。この不便な状況や、データ消失などの最悪な自体を避けるために、自分でできるところは、最大限準備しておいたほうが良いと思います。