人生のヒント

人生や仕事をする上で役に立つヒントを書いています。外資系IT企業で働くビジネスマンとして、仕事の中で学んできた知識を共有していきたいと思っています。

資本主義は利益を生み出す仕組みを作るゲームなのかもしれない

こんにちは、しんごです。
人生に役立つヒントを毎日短い文章で書いています。

教科書とは違う資本主義の世界

今の日本は、資本主義がベースとなった社会になっています。恐らく資本主義がどういったものかというのは、学生の時にどこかで習ったり、本で読んだりして学んでいると思います。

 

しかし、習った知識と使える知識は全く異なるので、おそらく自分で使えるほどの知識にはなっていたなかったのかもしれません。

 

自分はあまり経済に興味がなかったので、自分がこの資本主義の世の中で、どのように生きているのかということをあまり気にしていませんでした。

 

格差社会」と言うワードを聞いても、そもそもそんなに大金持ちの知り合いがいないため、ほぼ実感がなく、考える機会もなかったように思います。

 

ここ数年は、コロナの影響で様々な業種の方々が苦労を強いられる中、そこまで影響がない人たちや、むしろ利益を増やしている方々を見るようになり、なにか自分が大事なことを本当に理解していないのではないかと思うようになりました。

資本主義は資本を増やすゲーム

資本は利益を生み出します。企業や工場は、資本であり、稼働することで利益を生み出していきます。株も企業の資本の一部なので、所有していれば配当というかたちで利益を生みます。労働者にとっては、身体や能力が資本になるので、自分の時間や能力で利益を生み出します。

 

自分の身体以外に資本を持っていない場合は、結果的に労働者として働く必要があるため、資本を持っているところに所属する必要があります。労働者は、自分以外に資本となるものがないので、あまりスケールしないやり方であるように思います。

 

逆に自分の会社や株、不動産などを持っていて、うまく利益がだせれば、自分が動かなくても利益を上げることができるので、スケールするやり方となります。資本の数を増やしたりするだけでも、だいぶ生活は変わるように思います。

 

こうして考えると、自分の労働力だけでやっていくのは、かなり効率が悪いということが分かってきます。そのため、小さくても良いので、少なくとも複数の資本をもったほうが良いということが分かってきます。

資本を増やす努力をする

社会にでるまでに見聞きしてきたことを思い返してみると、「なるべく優秀な人(労働者)になる方が良い。それ以外の選択肢は、リスクしかないのであまりオススメではない」というメッセージを繰り返し受け取っていたように思います。

 

自分で起業したり、著作物をだしたり、株を運用したりすることは、自分の労働力以外の資本をつくることができる選択肢だと思います。こうしたことは、リスクがあるけれど、成功すれば儲かるかもしれない程度に考えていました。

 

こうやって資本を増やしてくと、時間あたりの利益が増えるという理解でいれば、もう少し違った解釈をしていたかもしれないと今では思います。

 

こういったことは、普通にサラリーマンとして働いていると、なるべく気づかせないような仕組みになっているようにも思います。

 

もしかしたら、自分だけが分かっていないだけなのかもしれないですが、こうしたルールをもう少し体感として捉えられるようにならないといけないと思います。

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