こんにちは、しんごです。
人生に役立つヒントを毎日短い文章で書いています。
物事を判断するということ
物事の良い悪いを判断するということは、頻繁に発生すると思います。自分に直接関係することを判断するのは必要なことだと思いますが、その他にも、例えば政府からのアナウンスや、有名人の行動なども耳に入った瞬間に良い悪いを判断してしまうと思います。
ある出来事を悪いことだと判断してしまうと、とても腹が立ってきたり、気分がわるくなってきたりしてしまうことがあります。長い期間頭から離れず、ずっと囚われてしまうこともあるかもしれません。
自分に直接関係ないことなのであれば、「何事も判断しない」というのが一番良い方法なのですが、どうしても判断してしまいそうになった時にどうすればよいか考えてみました。
判断しないための方法
ある出来事を判断しようとしているということは、その出来事に関する詳しい内容を全て把握していない限り、現実的には無理だと思います。
例えば、自分が当事者の出来事があって、自分一人しかそれに関わっておらず、全てを把握していることがあったとして、それに対して誰かが良い悪いを判断したとします。
もし、悪いと判断されて、その理由を聞くと、大抵の場合、「たぶん何々だから」といったかたちで予想が入っています。
これは、完全な背景知識がないのに、ただ予想で判断しているということです。
これと同じことを自分がやろうとしているのですから、判断されている方々は、本当に残念に思っていることでしょう。
従って、自分が物事を判断しようとした時は、次のようなことを考えるようにします。
「全ての状況を知らないので判断できない」
「私は当事者ではないのでわからない」
このように心の中で思うようにすることによって、単なる予想で判断することがなくなり、正しくないと思ったりして気分が悪くなることはなくなると思います。
判断することを減らして気分良く過ごす
たとえ当事者であったとしても、見えない部分があったり、不運が重なったりして、見かけ上悪いことが起こっている可能性だってあります。
当事者本人もわからないのに、自分が分かるはずがありません。
「わからないので判断しない」ということにすれば、気分良く過ごせる時間がもっと増えると思います。
もし、何かのニュースをみて、判断しそうになったら、このように考えてみるのも良いように思います。