人生のヒント

人生や仕事をする上で役に立つヒントを書いています。外資系IT企業で働くビジネスマンとして、仕事の中で学んできた知識を共有していきたいと思っています。

理解するのではなく、感じることを大事にする

こんにちは、しんごです。
人生に役立つヒントを毎日短い文章で書いています。

情報過多で減っていく情緒

今は、スマートフォンを使えば簡単に色々なものが検索できます。便利なので、自分も事あるごとに検索している気がします。

 

例えば、目の前に美しい植物や建築物などがあったら、それが何なのかすぐに検索しています。検索すれば、それについての名前や歴史などを知ることができて、知識が増えますし、なんだかそれを深く理解したようにも感じます。

 

人によると思いますが、目の前に起こっている事について、何でも検索してしまう癖がついてしまっているのかもしれません。

 

このように毎回検索していると、実際に目の前で見えている景色よりも、結果的にスマートフォンの画面を見ているほうが長くなっている気がします。

目の前にあるものをただ感じてみる

せっかく外へ出て、目の前に映る景色を実際に見ているのですから、すぐに何かを調べるのではなくて、その目の前に広がっているものを感じないともったいないような気がします。

 

例えば綺麗な景色を見たのであれば、「いい景色だな」と思うであるとか、風や匂い、全体の雰囲気などを感じて、楽しむ方が良いように思います。

 

その場所の歴史とか、今自分の位置はどこなのかというのは、その場にいなくても調べることはできますが、実際の場所を体験することは、今その場所にいるときにしかできないからです。

 

感じることを大事にする

目の前にあるものを調べて理解するだけでは、なんだかとても寂しい気がします。調べることも大事ですが、それは後からいつでもできることです。今、そこにあるものを感じることができるのは、実際にそこにいる時だけです。


今、電車の中でも、窓の外の景色を見ている人などほとんどいないと思います。何をしているのかはわかりませんが、四六時中ずっとスマートフォンを見ているというのは、少し異常な光景です。

 

自分も人のことは言えないですが、外を歩いている時ぐらいは、スマートフォンを見ずに周りの景色を感じたり楽しんだりしたいと思います。知識を得たり、記録したりするのも良いですが、体験や思い出も大事にしたいと思っています。

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