人生のヒント

人生や仕事をする上で役に立つヒントを書いています。外資系IT企業で働くビジネスマンとして、仕事の中で学んできた知識を共有していきたいと思っています。

SNSを複数アカウントで使うと情報の偏りがわかってくる

こんにちは、しんごです。
人生に役立つヒントを毎日短い文章で書いています。

普段使っているSNS

SNSは、ネットを介して人とつながることができる大変便利なテクノロジーです。今はコロナの影響で直接人と会いにくい状況であるため、SNSの有用性はさらに高まっているように感じます。

 

Twitterや、Facebook、Linkedin、Instagramなど、様々なSNSが世の中にはあり、皆さんも複数のサービスを使っていると思います。これらのSNSは、アカウントを登録して使用を開始した瞬間から、使用者の発信内容や、他のアプリからの情報などをモニタしているようです。こうしてモニタした内容などは、ブラットフォーマーのアルゴリズムに基づいて、解析され、オススメというかたちで、広告表示に利用されたりします。


通常自分の趣味趣向に合わせた情報を自動的に提示してくれるこのようなシステムは、自分の好みに合っているものを効率的に表示してくれるので、非常に便利なものです。ただ、使い続けていると、なんとなく情報が偏っているなという印象がでてきます。

 

また、自分の趣味について発信したりしていると、当然それにあった人達をフォローしていくことになります。フォローされた人達の投稿は、タイムラインに表示されるようになり、その人達が参照する他の人の投稿を見ていくうちに、いつの間にか似たような人達の投稿ばかり見るようになります。

 

自分が望んで見ている情報ですが、最近SNSに自分の目の前の情報が操られているような気がして、気持ちが悪いなと思うようになりました。

複数のアカウントを作ってSNSを使ってみる

SNSを一つのアカウントで使用するのではなく、複数のアカウントで使ってみるといろいろと分かることがあると思います。

 

例えばTwitterは、複数のアカウントを素早く切り替えられるように設計されているので、複数のアカウントを自分の趣味趣向毎に作成して使用すると、その偏りが顕著にあらわれてきます。当然ながら、表示される広告や、オススメ、タイムラインに流れてくる内容など、アカウント毎に全く異なったものになります。

 

この機能自体は、なんら問題はなく、まったくもって便利な機能だと思っています。しかし、もし、1つのアカウントだけを使用していたら、情報がどんどん偏って狭くなっていくというのは、事実としてあるように思います。

 

一つのアカウントで入手できる情報は、自分の好みに合わせて精度があがっていくとともに、その分見える世界は狭く研ぎ澄まされていくことが分かります。

自分の思考を狭めないようにする

SNSは、使用しているうちに、いつの間にか自分の思考を狭める要因になるように思います。1つのアカウントのみで使用している場合は、少し注意が必要に思います。この感覚は、やってみないとわからない可能性があるため、一度複数アカウントをしばらく運用してみることをおすすめします。

 

自分としては、複数アカウントで見える世界が全然異なる事実をみて、すこし恐ろしいと思いました。自分に提示されている情報だけが、世界ではないということを十分に理解した上で、SNSのメリット享受したほうが良いように思います。

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