人生のヒント

人生や仕事をする上で役に立つヒントを書いています。外資系IT企業で働くビジネスマンとして、仕事の中で学んできた知識を共有していきたいと思っています。

なにが起こっても最後に「ありがとう」を付けてみる

こんにちは、しんごです。
人生に役立つヒントを毎日短い文章で書いています。

 

自分を傷つける言葉

何か失敗してしまったときなどは、どうしても自分を非難する言葉が頭に多く浮かびます。仕方がないことだと思いますが、何かのきっかけで頭の中に思い出されたりすると、何度も自分を批判するような言葉が頭に出てきてしまうと思います。

 

これ以外にも、例えば、誰かに言われた心ない言葉やひどい批判など、たとえそれが事実で無いとしても、自分を傷つける言葉となって、頭で繰り返してしまうことがあると思います。

 

何が起こっても最後にありがとうと言ってみる

色々な本を読むと、どんなことに対しても感謝することでそれが良いものに変わると言ったことが書かれています。これを実践しようと思って、感謝することを思い浮かべるような習慣をつけようと努力したことがありますが、なかなかうまくいきませんでした。

 

考えてみると、元々ネガティブなことに対して、どういうふうに感謝すればいいのかわからないため、なかなかできなかったのは当然だったのかもしれません。

 

これに対して、最近試しているのは、何が起こったとしても、その事実に対して最後にありがとうをつけるという方法です。

 

これは、ポジティブなことだけではなくて、何かネガティブな事があったとしてもそれに対して最後にありがとうをつけます。

 

例えば、なにか失敗したのであれば、「こんな失敗をありがとう」とします。

批判されたのであれば、「批判してくれて、ありがとう」という感じです。

 

大変奇妙な感じですが、もしどうしても変な気分になるのであれば、その事柄を思い浮かべたあと、「ありがとう」という言葉を繰り返すだけでも良いです。

 

「ありがとう」と考えていると、その言葉自体は感謝の言葉なので、なんとなく、そのことについて、感謝できる部分を探し出すようになってきます。例えきちんとした言葉として思いつかなくても、気分が感謝の方向に向くイメージです。そうすることで、ポジティブな気分になれるような気がします。

 

感謝の気持ちの作り方

どんなにネガティブな事が起こっても、最後に「ありがとう」とつけることで、その中から感謝できる部分が探せるようになるとともに、ポジティブな気分になれるような気がします。

 

この方法の良いところは、シンプルなので、やりやすいというところです。ただ朝や寝る前などに、「ありがとう」と思ってみるだけでも、なんとなくポジティブな気分になれるような気がしています。

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