こんにちは、しんごです。
人生に役立つヒントを毎日短い文章で書いています。
何かと気が散る環境
現代は、LINEのようなコミュニケーションアプリや、YouTube、携帯ゲーム、SNS、デジタルサイネージ、テレビなど、人々の気を散らすもので満ち溢れています。
最近は、何かとすぐにスマホのアプリを入れるように言われます。気に入ったショップや、買い物をするスーパーなども、スマホにアプリを入れることを推奨してきます。確かに、会員カードなどを持参する必要がなくなるのでとても便利ですが、新たにアプリを入れるたびに、それらからの通知が開始されてしまいます。
SNS関連のアプリもかなり高頻度で通知をしてきます。何かアップデートがあったり、フォローや「いいね」がつくたびにそのことが通知されます。
電話のようにリアルタイムで直接応答する必要がないので、あまり気にならないかもしれないですが、冷静に考えてみると、この通知の数は異常だと思います。まともに対応していると、それだけで日が暮れてしまいますし、どんなことをしていたとしても、集中できない環境になっているように思います。
このような状態だと、今取り組んでいることに対して気持ちが入らない状態になっているのではと思うことがあります。例えば、食事をしているときも携帯が気になって、頻繁に確認してしまうなどして、気がつくとどんな味だったかあまり印象に残っていなかったりすることもありました。
何事もそこまで集中しないといけないというわけではないと思います。しかし、これだけ気を散らされると、取り組んでいることに対して常に半分以下くらいの意識しか振り向けていないような感じがしています。
気を散らさないで意識を向ける
取り組んでいることや、今、目の前で起こっていることに対して、意識をしっかりと向けられるようにしたほうが良いように思います。
今取り組んでいることと全く関係ない通知などで意識を削られないようにしないと、四六時中意識の中に不必要な雑念や欲求が入り込んでくることになります。そうしたことが絶えず意識の中に浮かんでは消えしていると、完全に意識が分散して気を散らした状態になってしまいます。
禅や瞑想でも、何かに意識を集中させることは、心の安定に重要な意味を持っているようです。
例えば、何かを食べている時は、その食べているものに集中すると言うことです。どんな香りがするのか、どんな味がするのかなどをしっかりと感じるということです。テレビを観ながらとか、携帯をいじりながらではなく、食べ物に集中するということです。
こうしたかたちで、物事に集中するやり方というのがわかってくると、仕事に取り組む際も、意識を集中するようになり、雑念が入ってこないため成果も良いものになってくると思います。
なかなか難しいですが、感覚としては雑念が入ってきたらすぐにそれを手放していき、取り組んでいることに自分の気を打ち込んでいくイメージが近いと思います。
意識を集中させて良いものを作る
雑念や妄想で気を散らさないように、今、取り組んでいることや、目の前で起こっていることに対して意識をしっかりと向けることで、良い成果を得られるようになると思います。
しっかりとできるようになるには、修行のようなものが必要なのかもしれませんが、こうしたことを認識するだけでも、変わってくると思いますし、そのうち心のコントロームもできるようになると思います。まだ、自分でも全然できていないですが、これからもう少し修行して、少しでもできるようになりたいと思います。