人生のヒント

人生や仕事をする上で役に立つヒントを書いています。外資系IT企業で働くビジネスマンとして、仕事の中で学んできた知識を共有していきたいと思っています。

人の悪口を他人に話さないで、文句があるなら直接言うようにする

こんにちは、しんごです。
人生に役立つヒントを短い文章で書いています。
 

人の悪口を言うということ

人の悪いところというのは目につくものです。自分が嫌な気分にさせられたり、迷惑を被ったりした場合は、文句の一つも言いたくなる気持ちもわかります。直接迷惑をかけてきた本人に文句を言いに行くのは仕方がないようにおもいますが、その人の悪口を他の人にも話してしまうことがあると思います。
 
人の悪口を他人に話していると、自分が正しいような気がして少しだけ気分が良くなってきます。話している相手が同意してくれたりすると、尚更そう思うようになります。そして、それに加えて、同意してくれた相手と、より親密になったような気がして、楽しい気分になったりもします。
 
こうしてみると、良いことばかりなような気もしますが、人の悪口を他人に話すことによって、そのネガティブな感情は伝搬していくことになると思います。悪口を聞いている人は、「この人は、私の悪口も他の人に言う可能性がある」と、意識しなくても記憶すると思います。これがチーム内に広がってくると、皆疑心暗鬼になり、チームとして信頼し合うことができなくなってしまい、いずれそのチームは崩壊することになります。
 

文句があるなら本人に直接言う

悪口を言いたくなる気持ちはどうしてもあります。他人に話して同意してもらって、自分の考えが正しいことを証明したくなるでしょう。しかし、前述のようなネガティブスパイラルは、本当に影響力が大きいので、できるだけ人の悪口を他人に話さないほうが良いと思います。もし、文句があるのであれば、直接その本人と話したほうが、ネガティブな影響を最小限にできると思います。
 
相手を批判する言葉が止まらないのであれば、他人に話さず、紙に書き出したりするのも良いと思います。書いているうちに冷静になってきて、なんだか気分が落ち着いてくることもあるからです。相手に送るつもりでメールの文章を書いてみて、それを送らないというという方法もあります。
 

その悪口は伝搬すると考える

人の悪口を他人に話すことは、一時的には気分が良くなる行為ですが、そのネガティブな影響力はとても大きいです。ネガティブな話をするよりも、もっとポジティブな話をするように心がければ、伝搬していくものも良い影響になっていくように思います。その一時の良い気分のために、大きなものを失う可能性があるということを認識するべきだと思います。
 

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