人生のヒント

人生や仕事をする上で役に立つヒントを書いています。外資系IT企業で働くビジネスマンとして、仕事の中で学んできた知識を共有していきたいと思っています。

選択を減らして考える力を温存する

こんにちは、しんごです。
人生に役立つヒントを短い文章で書いています。
 

「選択」は脳の力を使っている

私達は、日々色々と選択をして生きていると思います。
仕事上の判断や買い物など、選択には色々な種類があります。今日は何の服を着るのか、お昼には何を食べるのかといったことであっても、小さいですが選択をしています。選択は、どんなものであっても、数ある選択肢の中から、様々なことを分析して、最適なものを選ぶために、脳の考える力を使っていると思います。
 
「選択」は、意外と考える力を使うと思います。
仕事などではよくあることだと思いますが、様々なことを決断していると、段々と頭が疲れてきます。一日の最後には、かなり疲労が溜まっていると思います。例え小さい選択であっても、数が多いと、やはり疲れてきます。一日の中で、何度も訪れる「選択」の機会を極力減らすことで、脳をあまり疲れさせないようにすることができるように思います。
 

選択肢をなくして選択の機会を減らす

それほど重要ではない日常の選択の機会を極力へらすことで、脳の考える力を温存します。例えば、着る服のデザインを皆同じにしてしまうことで、服を選ぶのに頭を使う必要がなくなります。買うメーカーを決めてしまって、いつもそこから買うことにしてしまえば、メーカーを選ぶこともなくなります。食べるものも、ある程度決めてルーチン化してしまえば、献立を考える必要もありません。
 
まとめると下記のようになるかと思います。
  • 同じデザイン・種類のものを使うことで、使う時に選ぶ必要をなくす
  • 同じところから買うことで、どこから買うか考えなくて済むようにする
  • 同じ手順にしてやり方を考えなくて済むようにする
  • ルーチン化することで、何を何時にするかを考えなくて済むようにする
上記のことをやるだけでも、かなり考える力を温存することができるようになります。
一見「そんな小さなことで変わるのか?」と、思われるかもしれませんが、選択に使っている力は、回数が増えるだけでもなくなっていきますし、選択に迷っている時間も結構ありますので、だいぶ違いが出ると思います。
 

温存した力を有効活用する

上記のような活動を行うことで、重要な仕事の決断や、その他日常的にランダムに発生する案件など、選択肢を考える力を必要とする様々なことに、考える力を有効活用することができるようになります。一日が終わる頃でも、疲労困憊ということにならないようにできるかもしれません。
 
もちろんここに上げた方法などは、人によっては実行できない場合もあると思います。服が趣味ということで、こだわりもあるのでそんなことはできないという方もいるでしょう。そういった場合は、自分に合うかたちでアレンジして実行していただければと思います。
 
「選択」の機会は、1日のなかでも無数に存在します。
このような方法でなるべく優先度の高い事項に力を使えるようになると良いと思います。
 

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