わりとうるさい自分の心の声
普段生活していると、自分の頭の中で多くのことを考えていると思います。
仕事の問題や、職場の人間関係、お金のこと、気に障ることを言ってくる人のことなど、頭の中を際限なくグルグルとまわることが多いかと思います。
こういった心の声は、ランダムに表れるので、それがどういったものなのか、実際にじっくり考えたりはしないものです。
ただ、漠然と考えては、いつのまにか消え。また考えて腹が立ったりしてを繰り返すことでしょう。
自分が普段考えていることや、それこそ自分の心の声を直接外に出していくことで、気持ちが整理できたりすることがあります。
考えをノートに書く(ジャーナリング)
具体的なやり方としては、とてもシンプルで、
「自分が今考えていることを、そのままノートに書く」
だけです。
一般的には、「ジャーナリング」と呼ばれているようです。
私のやり方は少し一般的なものと違うかもしれませんが、下記のような感じです。
ノートに書く時間は、だいたい15分程度と決めておきます。
時間を決めないと長くなってしまうからです。休日等であれば、長めに時間をとるときもあります。朝静かな場所で書いても良いですし、カフェなどでも集中して書くことができます。
頭の中に浮かんでくる言葉を、そのままノートに書いていきます。
話し言葉のようになると思いますが、それで構いません。
このノートは誰にも見せない前提なので、とにかく正直に書いていきます。
とても人に見せられないひどい言葉使いになっても気にしないでください。
自分が書いている内容に疑問があったら、なぜそう思うのかを書きながら問いかけたりもします。
ノートのなかで、複数の自分が会話しているように書いたりするのも良いです。
自問自答の形式でも構いません。なぜそう思うのか?を自然に問いかけていくかたちです。あまり答えを考え込んだりしなくてもよくて、思い浮かばなければ、とばしても構いません。
こうしてノートに考えを書いていくと、悩んでいたことや、頭にきている人に対しての不満が少し和らいだりします。
ずっと下せなかった決断を下せたりもします。このノートは、基本書いているときだけ使うので、私の場合は後で見返したりはあまりしません。
書くことで自分と対話する
不思議ですが、手で自分の考えていることを書いていくだけで、普段ない気づきや、気持ちの整理などができたりします。
感覚的には、頭の中のデトックスのようなかたちで、色々な不純物が抜けていくような気がします。
あまりやったことがないかたは、ぜひとも試してみてほしい方法です。
普段あまり気にしていなかった自分の中の心の声と対話できるかもしれません。