人生のヒント

人生や仕事をする上で役に立つヒントを書いています。外資系IT企業で働くビジネスマンとして、仕事の中で学んできた知識を共有していきたいと思っています。

遠い将来の目標は機能するのか

こんにちは、しんごです。
人生に役立つヒントを短い文章で書いています。
 

将来の目標を設定するということ

自己啓発の本などを読んでいると、3年後、5年後、10年後に自分はこうなりたいというような目標を設定しなさいと書いてあることがあります。
 
実際私も過去何度もためしたことがあります。
やり方が間違っているのかわかりませんが、「3年以内に~する」と言うような目標は、ほとんど達成できたことがありませんでした。
 
私だけの問題なのかもしれないですが、自分なりになぜそうなのかを考えてみました。
 

将来の目標が達成できない理由

将来をイメージすることがそもそも難しい

将来をイメージするのが、まず難しいように思います。
自分が20代の頃、30代の自分を想像できたかと思うと、全然できなかったと思います。普通にイメージすることが難しければ、目標をイメージするというのも難しいように思います。

将来の状況は今とは違う

まず、あまりにも遠い未来だと、自分の状況や、周りの環境も変わってしまう可能性があります。おそらく今の状況とは異なるでしょう。
 
そうなると、今の状況をベースにした目標は、簡単に達成できるようになっているかもしれませんし、逆にものすごく難しい状況になっていることも考えられます。
また、その状況や環境におかれた将来の自分が同じことを考えているかさえも疑問だと思います。

目標を覚えているのが難しい

将来の目標なので、実現までの期間が長いわけですが、その間に色々な出来事が起こってくると、目標自体を忘れてしまうことがあります。
いくつか目標をたてている場合は、相当毎日思い出すことがない限り、忘れてしまうことが多いでしょう。一年が終わって、年明けに目標を確認するときに、やっと思い出すといったことが発生していまします。
 

どういうふうに目標設定をするべきか

私の経験だと、1-3ヶ月くらいの期間であれば、具体的な目標を管理することができると思います。
そして、3ヶ月を過ぎたくらいからあやしくなってきます。
自分にとっては、1年以上先の目標は、なかなか機能しないように思いました。
 
1年以上の長期目標を作る場合は、1つくらいに絞れれば、状況をコントロールし、忘れることを防いで達成できるような気もしますが、やはりなかなか難しいように思っています。
 
将来の目標を達成するためには、今色々と準備したり、我慢したりしないと行けないと思います。しかし、そうなると、今を生きておらず、未来を生きているようにも思います。
 
遠い将来よりも、今直近の目標をきちんとこなしていくことに集中したほうが有益なように思っています。

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