人生のヒント

人生や仕事をする上で役に立つヒントを書いています。外資系IT企業で働くビジネスマンとして、仕事の中で学んできた知識を共有していきたいと思っています。

ユルさを許すことで別のことに使える時間を増やす

こんにちは、しんごです。
人生に役立つヒントを短い文章で書いています。
 

高すぎる「普通」の基準

日本に住んでいると当たり前に感じてしまっていますが、日本は特に「普通」の基準が高いように思います。
 
定刻通りの電車
注文通りの品物
美しい包装
 
仕事の資料などもきちんと準備され、一言一句誤植がないなど、普段の生活にも浸透しています。
 
これに慣れていると、知らぬ間に「普通」の基準が爆上がりして、ガチガチの完璧主義になってくる気がします。
 

高品質への行き過ぎたこだわり 

品質にこだわるあまり、そこまで重要でもないところに必要以上の時間をかけているような気がします。
 
海外と比較すると特にそう思います。
 
他の国だと、ちょっとくらい違ってても、結果がOKであれば良いのでは?
という雰囲気があるように思います。
 
問題に注目するのではなく、解決に集中しているように見えます。
 
以下は、コロナの前に経験した例です。
 
あるアジアの国のホテルで空港までの送迎車をお願いしました。
車種を選べたのですが、「高級車」と「普通車」があるとのこと。ホテルの方は、強烈に「高級車」をおすすめしてくるのですが、値段がちょっと高めでした。
 
私は普通車を選択したのですが、いざ出発の時に来たのは「高級車」でした。
 
「私がお願いしたのはこの車じゃないです」
 
と、言ったのですが、
 
「これも空港に行くので同じです。高級車のほうが良いですよ」
 
と普通に乗れました。
 
あんなに違いを話していたのにいいんかーーい
という、思いもありましたが、考えてみたら、運転手の方は車を変える必要がないし、私も快適だし、次の人はすぐ乗れるし、確認する時間もいらないし、みんなハッピーです。ホテルだけは損していますが。。。
 

ちょっとユルくても良いのかもしれない

そこまで細部に完璧を求めないことで、逆にみんなハッピーになったり、すこし準備の時間をへらすことができたりするかもしれません。
 
品質にこだわるのは重要だと思いますが、誰が気付くかわからないくらい細部にこだわっていても、時間がもったいないような気がします。
 
ユルさを許そう。
 
と、思います。 自分に対しても。
 
そもそも全て完璧というのは、難しいと思います。
「まあ、いいか」と、受け入れる大きな心があってもいいのかなと思います。
 
こだわりに使っていた時間を有効活用できるようになります。
 
得られる結果をきちんと確認して、同等であれば、細部は気にしないというようにしていきたいと思います。
 
 
 

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